2021-01-01から1年間の記事一覧
「笑点」から林家三平が卒業することは番組にとっても本人にとってもめでたい展開だったと思う。笑いのセンス不足以前に、噛まずにしゃべれないという話芸者としての致命的な欠点を克服しないかぎり、笑点のように5秒コメントで勝負する世界では通用しない…
納豆づくりをバージョンアップした。 発酵段階でかかっていたちょっとした手間を完全に省く方式を採用。 ここではアメリカで爆発的な人気をほこる調理器インスタントポットを使うが、納豆づくりはがんらい特殊な道具を必要とせず、どちらの台所でも可能なの…
ペニー連れで立ち寄ることの多い公園に、一匹のわんこが住み着いている。 いつも毛布にくるまってじっとしており、この子が動くところをわたしは見たことがない。 わんこには飼い主がいて、そのひとはホームレスの中年男性である。 彼は一日の多くを40メー…
クリスマスマーケットって、思てたんと違ごてびっくりした。 オミクロンの嵐が吹き荒れ、ドイツ全土でクリスマスマーケットが次々と中止されるなか、いくつかはかろうじて生き残った2021年。わたしたちはまずケルンから攻めた。 ブースター完了者ですら…
ベルギー最古といわれる街へ行ってきた。 2000年ほど前、ケルト民族の居住地域にローマ軍が押し寄せ、すったもんだの末に占領して建設したトンゲレンは、ブリュッセルから1時間ほど。 市内には「ローマの壁」が残っており、当然お参りに行くべきところ…
アルザスは、北上するライン川の左岸にひろがる南北に長い地域で、西側の山脈が冷たい風を防いでくれるおかげでブドウ栽培の適地となり、盛んにワインが作られてきた。 この南北170kmにわたるワイン産地を貫くアルザス・ワイン街道沿いには、中心都市コ…
君たちは日本の恥を振りまいていた。 12月13日(月)の晩、デュッセルドルフ「そば庵」で閉店時間まで騒いでいた5人組、君たちのことだよ。 9月に訪ねたデュッセルドルフにまた来たのは、優れた日本食を求めてのこと。 「日本にいてもこれだけの蕎麦に…
Amazon ミュージックでクリスマスソングをかけていたら、ちょっと印象に残る曲があった。 Christmas Tree Farm(クリスマスツリーの栽培農場)というタイトルで、聞いたことのある声やなと思いながらググったら、テイラー・スウィフトの歌だった。2019年…
今ごろの日の出は8時半、日の入りは4時半という昼の短さに加え、曇天・雨天の日がほとんどいう季節がら、たまの晴れ間がこのうえなく有難い。 朝日が差してきたらこれはもうペニーの日光浴のため長時間の散歩に出ることになる。 この朝は日なただけを選ん…
ストラスブールから1時間ほど南下したところにコルマールという街がある。 人口7万たらずの街だが、アルザスワイン地帯の中核都市として栄えてきただけあって、伝統的な建物にも立派なものが多い。 コルマールといえばココ!という映えスポットには、カラ…
日本酒づくりは初戦がかんばしくなかったくせに、白ワインにも手を出すことになった。 ワインづくりは日本酒より工程が単純で、いちばん簡単なのはブドウを潰して放置するだけ。 おフランスのシャトーなんちゃらのワインなんてどんな秘法で醸したものかと思…
ベルギーでは動物園のカバにまで感染が広がるなど、コロナ第4波が収まる気配はない。 そんななか、ワクチン未接種者への行動制限やワクチン義務化への流れに反対するデモが繰り返し行われ、ブリュッセルでは3万5000人のデモの一部が暴徒化する騒ぎにも…
金曜の夜、ブリュッセルのぴかいち観光スポット「グランプラス」を散歩した。 この季節、広場はこういうふうになっている。 この投稿をInstagramで見る ふたりづれ(@sumebamiyaco2019)がシェアした投稿 9年前の冬に旅行で来たときはクリスマス後で閑散と…
夜の散歩は、100メートル進んだところで急に強く降りだした。 ペニーはくるりときびすを返し、全力ご帰宅モード。紙製ボディという噂は本当らしい。路上に引き留めて時間をかければトイレはしてくれるが、朝まで我慢してもさほどの負担ではなさそうなので…
独仏の国境線沿いにあるストラスブールは「いわく因縁多すぎ」の街ではあるけど、フランス語が話される路上でプレッツェル(ドイツ発祥の焼き菓子)の屋台が人気を集めているのを見ると心がなごむ。 残念ながらわたしはプレッツェル党ではなく、記念にちょっ…
ブースター、打ってきた。 アメリカでのワクチン接種から8か月、効果の弱まりが心配されるなかでのブースターは有難かった。 ぷるるっ ぷるるっ ぷるるーっ とパワーアップした気分。 去年の夏、わたしはコロナ禍の行方について、 ・収束はどんなに早くても…
大学を出てしばらくしたころ、実家に帰省中おどろくべき話を聞かされた。 隣町の造り酒屋から縁談があったというのだ。 その家には娘が三人。いずれも容姿端麗で「〇〇酒造の美人三姉妹」として知られているというが、隣町のわたしには初耳だった。 「美人」…
ストラスブールの旧市街は徒歩でめぐるのにちょうどいいサイズだが、ミニ・トレインも悪くない。 運賃7ユーロをドライバーに払う トレインは大聖堂前を起点に2系統あり、ひとつはプチ・フランスという絵になる地区を、もうひとつはドイツ帝国領時代に築か…
きのうの朝、わたしはたいへん元気だった。 ペニーさんにたっぷり棒投げ遊びをしていただくため、投げたり動き回ったりのけっこうな運動。 おニューな棒 ♪ なかなかよい気分で帰宅した2時間後、食洗器の下段から皿を取り出そうとしてかがんだ瞬間にグギッ。…
まずはストラスブールのホテルから。 Hôtel Sofitel Strasbourg Grande Île ソフィテル ストラスブール グランイレは五つ星なりの料金をしっかりとるが、立地のよさと接客の面でそれにふさわしい宿泊体験になると思う。 スタッフは仕事熱心で、たとえばチェ…
IKEAジゴクから無事脱出し、ストラスブールに着いた。 地図を見れば一目瞭然、この街は独仏国境にあり、それがためにとんでもない運命に翻弄されてきたのだが、それについてはあたらめて触れるとして、とりあえずストラスブール市内をぶらついてみよう。…
ベルギーでは11月に入ってコロナの新規感染者数が過去最高を記録し、その勢いは今も衰えていない。 隣国ドイツを含めこれからどうなってしまうのかという重い空気がひろがるなか、PCR検査をしている薬局は路上にプレハブ小屋を置いて本腰を入れている。…
気温が一段と下がった朝、ペニーさんは奮い立っていた。 というのはウソで、防寒ジャケットを着せただけで逃げ腰になり、家から抱いて運び出さないと散歩が始まらなかったりするお嬢様。いったん歩きだせば普通なんだけどね。 給湯暖房システムの故障は、2…
朝起きると、寝室はいつもより肌寒かった。 外気温がこれだからなぁと思いながら散歩に出る。 落葉も終盤にさしかかり、丸裸の木々が増えてきた。下の写真のどこかにペニーがいるんだけど、わかるかな? こっこ ここ、ここですよー あれ、わかっちゃった?撮…
水曜から週末にかけてストラスブール(フランス)へ行くことにしていたが、火曜の夕方、妻の勤務明けとともにブリュッセルを離れた。 中間点の Arlon アルロンという隣国ルクセンブルクに接した街で高速を下り、ホテルに泊まった。 翌朝目にしたのはガチで高…
撮影、11月7日。 2021年のクリスマス支度が始まった。 去年の年末は、コロナ退避先のアメリカから日本経由でダッカに戻ったばかりで、生活の立て直し&引越しの準備に追われ、クリスマスなんて一度も話題にならなかった。 アメリカ人である妻にとって…
アントワープは街なかのホテルでは駐車場代が目の玉をひんむくほど高いことなどの事情により、郊外へ出た。 Hotel Kasteel Solhof を直訳するとソルホフ城ホテルだが、建物を見るかぎり貴族の館というたたずまい。 オリジナルの建物が失われたあと1980年…
アントワープに着くやいなや遅い昼食を求めてレストランに飛び込んだ。 コロナ感染爆発の直後だから、席はなんとしてもオープンテラスを選んだわけだが寒い。かなり寒い。 USB充電のチビカイロがめちゃ役に立つけれど、体の中からもしっかり温めないとあ…
土曜の朝、あそこまだやったなという話になって出発。1時間弱のドライブでベルギー第二の都市アントワープに着いた(オランダ語ではアントウェルペン)。 「フランダースの犬」の舞台として知られるだけあって、いきなりコレ。 ネロ、眠っちゃだめだよおお…
イヌのひと月の食費ってどれくらいかかっているのだろう。 ペニーのようなおチビちゃんは一日のドッグフードが100グラムぐらいで、Lサイズのパッケージを買ってくると永久にもつような気がしてくるが、大きな子の食事シーンを YouTube なんかで見ると、…