2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
母親の死を見送った。 時節がら、一族のうち遠隔地にいるものは帰省しないという取り決めにしたがい、パソコン越しに見守った。 心拍数が60から45、そして20へと下がり、ゼロになった。 東京の甥っ子が顔をくしゃくしゃにした。 しばらく見ないうちに…
わたしにとっては苦労の少ない国際結婚だといったが、それにはまだいくつか理由がある。 そのひとつは家庭内公用語が日本語であること。 仕事を通して知り合い、業務上の会話を日本語でしていたことが始まりというのもあるが、なんといってもわたしの英語力…
ペニーのDNA鑑定の結果には えええええウソでしょ な内容が含まれていた。 レスキューにかかわった獣医がペニーの歯から推測した月齢は10ヶ月で、わたしたちもこの子の毛づやなどを見てその説を素直に受け入れていたのだが、それは違う可能性があるらし…
このブログの読者にはアメリカ人と結婚しておられる方が多く、なにしろ国際結婚だから強烈ロマンスあり海外移住のタイヘンさあり、もしかして身内とのゴタゴタありの波乱万丈人生を歩んでおられるかもしれない。 それと比べればわたしたちの結婚は平凡だった…
ペニーの室内トイレ訓練は、あの翌日になって少量ながらシート外になさるなど、マイペースな進歩?が続いている。 このようにして体得してもらいたいことはいろいろあり、オトナの社交術もそのひとつ。 ミニチュアピンシャー系には、大きな相手にも立ち向か…
8月20日に放送されたテレビ東京の「どうぶつピース!!日本を守る!!空港検疫探知犬&感動!!春日熱演ドラマSP」という番組は、けっこうインパクトあった。 空港で探知犬を見るたびニコニコしてしまうファンなので、その活躍ぶりを楽しみにしながら拝見…
「お外専門」のペニーに室内トイレを覚えてもらうプロジェクトは、その後も断続的におこなわれ、最近になってもしやこれは・・・な展開になってきた。 膀胱を長時間満タンにすることは、雑菌を増殖させ、尿路感染症のリスクを高めることから、これを医学的な…
相変わらず食品の配達に頼っている。 この日の COSTCO の配達員さんは、超マジメな仕事ぶりだった。 ドア前まで持ってきてくれただけでもかなりのサービスだが、置き方を見てもっと驚いた。 藤井聡太八段の駒みたいにキチッと並べられた箱。 こんなにきれい…
DNA鑑定でペニーの正体が判明したわけだが、これに大金を投じたのは彼女の病気リスクを調べておきたかったから。 〇〇犬は白内障になりやすいとかいうやつ。それらは遺伝性疾患と呼ばれ、純血種のわんこに多いといわれている。 ペニーはミックスだからリ…
ワシントンDCの周辺には緑深い公園が多い。 公園というか、手付かずの原生林があちこちに残っている状態。 ポトマック川に沿って広がる Potomac Overlook Regional Park は、うちから15分のところにある。 行く前からおよその想像はついていたが、周辺に…
うちはふたりとも低気圧で体調が落ち込むクセがあり、そういう日には「動けねぇ、死ぬわ~」といって仕事がなければ(あっても?)ベッドに倒れ込んでいることが少なくない。 私は体がだるいだけだが、片頭痛もちの妻はそれがもろに出てどん底に落ちることも…
ペニーの犬種特定、先日の第一弾は「ミニピン75~100%」との結果で、おおまかな傾向は確認できたものの、ミニピンとは明らかに違うテイストも強い子なので、第二弾の鑑定結果を心待ちにしていた。 ふたつめの会社は大手で信頼性が高いといわれていて、…
このたびのてめえそれでも床屋か事件をはじめとして、プロ意識の感じられない仕事ぶりがアメリカには多すぎる。 通販に注文すれば違うものを送ってくる、郵便物がどこかに消える、破損した状態で配達されるなんてことは珍しくもなんともない。 最近では消費…
妻の同僚で近所に退避しているひとが、床屋で被害にあった。 何十ドルか払ってこれである。 バリカンもろくに使えないやつが理容師を名乗るなどおそらく日本ではあり得ない現象だがここはアメリカなんでも起きる。 で、悪いけどわたしたちは送られてきた写真…
わたしたちは3月から今までのあいだに、それぞれ2度ずつコロナを疑う症状が出た。 いずれも微熱や軽い咳で、悪化することなく収まった。 ダッカからの退避直前、コロナが疑われて検査を受ける妻 なぜ悪化しなかったのか。 ふだんの行いがいいからか。 とい…
ペニーの肌の不調をひとまず食品へのアレルギー反応ではないかと考えて調査してもらったところ、ようやく答えが来た。 彼女が強く反応するアレルギー物質はふたつあるという。 トウモロコシ 多くのドッグフードがトウモロコシを主成分とする(日本はどうだか…
ペニーとの散歩中、ハッとする光景があった。 手をつなぐ夫婦。 アメリカでは若者だけでなく、高齢カップルでも手をつなぐことが多いが、今いるあたりは年齢層が若年にかたよっているせいで、こういう姿を見ることが滅多にない。 日米カップルのわが家はどう…
アメリカも暑いが、バングラデシュも高温多湿の夏の盛りを迎えているころ。 3月下旬にダッカを去っていらい無人にしている自宅が心配だ。 バングラデシュの家は、何もしなければ壁といわず天井といわずカビの住みかになってしまう。 ソファやベッドは布地部…
「判明?」としたのは、2社に依頼したDNA鑑定のうち、まだ片方しか結果が出ていないから。それと、そもそもDNAにもとづくイヌの犬種判定はけっこう当てにならないといわれているから。 というわけで、あんまりマジに受け止めないようにしながら、鑑定…
93歳の母は、実家で長く独居を続けていたが、次第に介助が必要となり、東京の身内が片道6~7時間かけて面倒を見に行っていた。 そのうち自力での入浴などが難しくなり、ヘルパーや看護師の訪問が増え、それとともに身内の介護者の実家滞在が長引くように…
保護犬の預かりをしていたとき、やりたくてもガマンしていたことがあった。 それはロープを使ったこんな遊び。 ペニーは無駄吠えしないキャン鳴きしない物静かな娘なのに、ロープをくわえたときだけは年季の入ったスケバンみたいになります。 【音が出ます】…
ペニーに室内トイレを使えるようになってもらおうプロジェクトは、以下のように進んできた。 1日目、遊び場になっていた人工芝をあきらめ、吸収シートと段ボール箱でトイレをつくって誘い込む。 2日目、散歩をキャンセルしておしっこを溜めてもらい、我慢…
室内トイレできるようにしましょうプロジェクトは、短期間ですっきり解決なんてわけにはいかない。 1日目、遊び場になっていた人工芝をあきらめ、吸収シートと段ボール箱でトイレをつくって誘い込む。 2日目、散歩をキャンセルしておしっこを溜めてもらい…
イヌのおしっこのことばかり書くのもナンだから、別件の生活記録。 * * * * * * 最近、体がだるいことが多い。部分的には低気圧のせいだろうが、それだけではないような気がする。 てことはつまり・・・ストレス? ものごとを深刻に考えすぎない(つま…
室内でおなしゃす!作戦に光明がさしたように思えたので、ハードルをぐっと上げることにした。 室内トイレへの誘導策の根幹ともいえる「トイレ我慢」をペニーにお願いすることにした。 酷な言いかただが、切羽詰まらなければトイレだと思っていない場所でや…
ペニーのトイレ行動には 野良犬そだちのせいか屋外専門 そのくせ雨の日に外出したくない という問題があるため、室内トイレできるようにしましょうプロジェクトが本格始動した。 引越しのある暮らしをする以上、輸送や検疫のため他人に預けたときペニーが苦…
昨年の秋(推定10月)に生まれたペニーにとって夏の暑さは生まれて初めての体験。 彼女にちょっと申し訳ないのは、寒冷地出身のわたしが高温多湿をきらってエアコン強めにしているため、日ごろ暑さへの訓練ができていないこと。 それもあってかペニーは、…
人びとのために尽くしてきた青年が、生命の危機に瀕している。 アリゾナ州で消防士を務めたあと看護師になり、救急医療にたずさわっていたイアン・ヤングブラッドは、この春コロナの感染爆発がおきたニューヨークの惨状を救いたいと、仕事をやめてNYへ移り…
ペニーが雨天の散歩をいやがる理由について、妻から新説の発表があった。 昨夜、雨のためオシッコを1回しただけ(ご存知のように普段のペニーは何回にも分けてする)で終わったため、朝はぜひともすっきりしていただきたかったが、不幸にして雨天。 思い切…