身辺雑記
日本へ大事な書類を送るとき、ちょっとした覚悟が必要だった。ふだんはアメリカ政府が自前で運営する国際郵便システムを利用しているが、今回は40数ページもあり重量制限にひっかかってしまう。小分けにして送るという性格のものでもないので、別の方法を…
まだ11月末だというのに、レンタカーで高山を目指したゲストが積雪のせいで大幅にスローダウンしてしまった。 わが民泊まで26kmの地点というから、どっちの方角から来ても山岳地帯(飛騨地方は全面的に山岳地帯だけどね)で、ときどき大雪が降ることは…
日本へ大事な書類を送った。グリーンカードを持つわたしはアメリカ以外のどこに暮らしていようと(おそらく火星に引っ越しても)アメリカ政府が追いかけて来てしっかり税金を取っていく仕組みになっている。 アメリカの税務署に対しては、日本で得た収入も正…
先日、三笠宮妃百合子さまが逝去されたとき、三笠宮邸で行われたお別れの儀式に皇族方が続々とお集まりになるなか、天皇皇后両陛下だけはお姿をお見せにならなかった。 ご存じのように、死というケガレから天皇を遠ざけるための決まりによるものだが、個人的…
ラオスは交通事故の多い国だが、首都ビエンチャンにはもうひとつ渋滞という大きな悩みがある。 クルマが増えたからというのもあるが、そもそもビエンチャンは道路が未発達。数少ない幹線道路から細い道に入ると行き止まりになることが多く、交通は限られた幹…
一時帰国中、静かな居間でお茶を飲んでいたとき、急にぞぞっときた。 コロナでもない。インフルでもない。背筋に悪寒が走ったのは、あまりの静けさのせいだった。 そこは杉並区の閑静な住宅街で、閑静なんて形容詞ではまったく足りないほど静か。近年はハイ…
ラオスが最も美しい風景のひとつが、10月に行われる仏教行事「オークパンサー」。 3ヶ月にわたったお坊さんの修行明けを祝うものだが、一般人にも祝い事や飲酒を断ってがんばってきたひとが多いため、まち全体に浮かれた気分が広がる。信仰心とは無関係に…
妻は自家製のソーダ水が好きで、自分の好きな混ぜ物をしては飲んでいる。アメリカやベルギーでは炭酸水メーカーを使っていたが、ガスのカートリッジが手に入りにくい地域では、別のやりかたを考える必要がある。 ニーズあるところに発明ってあるんやね。A液…
バナナの赤ちゃん出てきたどー! またじゃんじゃん収穫できそうで大喜びしたのは2週間前のこと。 それからどうなったかというと、こんなに立派なお姿に。 サイズはまだまだ小さいが、楽しみやねえ。 自然パワーが絶大なラオスだが、なんでも育つというわけ…
わたしの誕生日に妻が画策した Traveling Penny Project は、マグをもって終了したわけではなかった。その後、続々とブツが届いた。 これは3年前、ブリュッセルからヘントまでの列車旅の思い出。吠えたりジタバタしたりせず、とってもいい子だった。 わたし…
事前の予想よりも高市氏は善戦した。全国行脚が奏功したのだろう、選挙の中盤をすぎて急速に党員党友票を集めただけでなく、議員票でもトップに立って決選投票に進んだ。 わたしにとっての高市氏は、自民党のなかでも右翼なひとである。ひとつには男女別姓を…
中国についてテレビや映画製作者のあいだで有名だったのは、 ・すべての撮影現場にメディア監視の役人がついてくる ・どんな田舎で何日滞在しようが必ず役人がついてくる ・風光明媚なロケ先だと役人の数が増える ・食堂でメシとなれば役人だけでなく誰だか…
大谷翔平選手、おめでとう。 悪いことばっかし起きる世界に射す数少ない光明。 完全な後出しなんだけど、ホームランあと2本となってから数試合当たりがなく、三振が目立つようになっていた大谷選手、やはりプレッシャーかと思う一方で、なんかこのひと1試…
本日ビエンチャン空港発の機内から撮影。見分けがつきにくいが、奥から左側へ流れるのがメコン川。 流域の市街地がしっかり水に浸かっている。 メコンの水量はまだピークに達しておらず、明日から明後日にかけてがヤマ(←ヘンだね)だという。 幸いなことに…
水はけのよくないビエンチャンは、大雨のたび街のあちこちで水害が発生する。 そのうえ今は台風「ヤギ」がベトナム北部を襲い、たいへんな被害を出していることは日本でも大きく報じられているようだが、そのベトナムと国境を接するラオスでも、大規模な洪水…
半年かかると言われていたアメリカからの貨物が3ヶ月ちょいで着いた。 これはありがたい。ただ、半年かかるといわれて品物の劣化が心配になり、量を控えめにしてしまったことが少し残念。 ペニーさんのオモチャもちゃんと届いたよー。 割れものもすべて無事…
われらが日本製鉄はアホなんちゃう? アメリカ重工業のアイコン「USスチール」を日本製鉄が買収するのはケシカランとバイデン大統領もカマラ・ハリスもトランプも口を揃えて反対しており、買収計画は大逆風に見舞われている。 この買収計画が発表されたの…
この仕事を20年以上やってきたという家政婦Bさんがオススメするクリーニング屋へ行ってきた。洗濯に出すときは買い物袋に丸めた服をBさんがバイクで持って行ってくれたが、受け取りはクルマで。 地図をたよりに到着したのはこんな場所だった。 看板の下…
家政婦Bさんが来てくれるようになり、いろいろ楽をさせてもらっている。 ペニーの毛の散らばりに追いついていなかった掃除がサクサク行われる。 家じゅうのゴミ箱はいつも空っぽで、1ヶ所に集められたゴミも屋外の大箱にどんどん入れられていく。 アイロン…
饂飩谷に攻めのぼった。 食事はとりあえず大戸屋の焼き魚。 翌日は8番らーめんでキメてみた。 ラーメン食べながら妻がデザート食いたいと言ったので、同じモール内にある大戸屋で抹茶やら柚子やらのアイス。 今回の饂飩谷のハイライトは、開店まもない無印…
買い物でよく通るルートに新しい床屋が出現した。 日本散髪屋。 日本人がやってる?! そう期待しながら入ってみた。けっこう伸びてむさ苦しくなっていたのでな。 だが迎えてくれたのは日本人ではなく、二十代なかばくらいに見えるラオス人の兄ちゃんだった…
これで我が家も一人前の駐在員生活(笑) 家政婦Bさんが来るようになった。 お金のことを先に説明しておこう。 週3日の出勤、掃除・洗濯・アイロン・昼夕食の調理をしてもらい、月給250ドル。 これは一般的な相場より高いが、Bさんは初歩的な英語が話…
これまで岸田内閣を声高に批判することがなかったのは、経済や外交でそれなりの成果をおさめてると思っていたから。政治パーティー問題は安倍長期政権のツケがまわってきたものであり、岸田さんの失政というわけじゃなかったが、後処理の切れ味が悪かったせ…
妻の知人で役所勤めの男性Bさんがこう言った。 「俺の人生の目標はさ、百歳まで生きてマリファナ吸うことなんだ」 アフリカ系のBさんは、子供のころから周囲に道を踏み外すひとが多く、強盗をはたらいて刑務所へ行くのはまだしも、薬物で心身ともに破滅す…
職場のひとたちが集まるパーティーがあった。アメリカでよくあるポットラックという料理持ち込み式なので、うちらもどげんかせんといかんことに。 ハウスキーパー(当地では Maeban メイバン)がいてくれたらラオス料理的なものを用意してもらえるが、今んと…
なんか変なことがたくさんおこるパリ五輪だが、これは納得するなーと思ったのは柔道の男女混合団体戦、ドイツ対韓国。 銅メダルめざして熱戦が行われたわけだが、両国の選手には笑えるほどはっきりとした共通項があった。 それは身だしなみだった。柔道は組…
明け方、鋭いナイフに突き刺さされたような強い痛みで目が覚めた。右下腹部、ちょうど盲腸のあたり。20~30秒ごとにズキッとくる。わたしの兄は高校生のとき盲腸をやったが、わたしは未経験。 ついに来たか。だが、よりによってラオスで・・・ 先進国だ…
最近のニュースで上川外相@ビエンチャンという珍しい映像を目にした方がおられるだろう。 You は何しにラオスへ? それは、ARF というアジア太平洋地域の対話フォーラム(おもに安全保障問題について議論する場)が今年はラオスで行われたから。 この地域で…
子すずめは死んでしまった。 ここに書き込んでから1時間後、様子を見に行ったら小箱のなかで動かなくなっていた。すでに体力を使い果たしたところで発見されたのか、もともと病気でも持っていたのか、栄養を補給して持ち直すことができなかったのだろう。 …
素焼きのフィルターで濾すだけでお酒がまろやかに変身! という宣伝文句に惹かれ、ずいぶん長く悩んだ末に買ってみた。 結論からいうと、ほんとにまろやかになります。 ただし条件があってデスネ・・・ というとっておき情報(笑)の前に、ざっと製品紹介。 …