Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

消えてくれ爆音族

ベルギーでは11月に入ってコロナの新規感染者数が過去最高を記録し、その勢いは今も衰えていない。

隣国ドイツを含めこれからどうなってしまうのかという重い空気がひろがるなか、PCR検査をしている薬局は路上にプレハブ小屋を置いて本腰を入れている。

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ベルギー政府はリモート勤務を強く推奨しているが、妻の職場ではそんなの他国の出来事と受け取るエライひとがいるせいか、週にたった一日でもリモートにしようという話は持ち上がっていないもよう。60代のわたしにとってシャレにならない状況ではある。

コロナはさておき、ブリュッセル住みの者としてひとつ期待していることがある。

電動アシストやフル電動の三輪車をつくっているカワサキが、本業である大型オートバイの電動化を急いで進めると発表した。

電気モーターは静かだから、さっさと普及してほしい。なにしろブリュッセルでは爆音バイクが幅を利かせていて、わざわざ金をかけて大きな音が出るようにしたやつがアクセル全開で加速するときの騒音はすごい。

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幹線道路ならまだしも、住宅街にまき散らす爆音は壁に反響して3倍うるさく、本気でコロしてやりたくなる。

ベルギーには騒音を規制する法律があるのかどうか、あったとしても実際の取り締まりをやっているのかどうか知らないが、このあたりがちゃんとできるようにならないと民度が高い国家とはいいにくい。

そんなわけでバイクの電動化大賛成。

クルマとちがって車体が小さいから大きなバッテリーを積めない=走行距離が短いといった課題はあるが、そこをなんとかクリアしていってほしい。

とはいえカワサキの電動化は2025年までにという話で、ガソリン車をなくすといっているわけでもなく、ましてやバイクメーカーは他にいくらでもあるわけで、わたしがブリュッセルにいるうちに爆音バイクが減るなんてこと起きるわけがない。

この街ではバイクだけじゃなくクルマもけっこううるさく、爆音改造&アクセル全開野郎に辟易させられることが多いから、そっちのほうも電動化がさっさと進むといいなあ。

エコという意味で電動化を急ぐことが本当に正解かどうか今のところよくわからないが、都市の静けさという点ではそっちのほうがいいに決まっている。

あとはブリュッセルの路上からゴミとイヌの糞がもちょっと減ってくれたらなあ・・・

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「だったら自分で拾えばいいじゃん?」

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