2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ラオスにもハロウィーンはやってくる。 とかいったら馬鹿にすんなと叱られるかもしれないが、ラオスのように温暖でものなりのよい土地では「秋の収穫祭(ハロウィーンの起源は寒冷地に住むケルト人)」なんて格別にやらなくたって気楽に楽しく生きられるはず…
日本への出発を間近にひかえ、引越し荷物でごった返す家の整理に励んだ。とはいえそれは例えば、IKEA の衣装ラックを組み立てておけば留守中に妻が作業を進めやすくなるみたいな下準備。そのほか、入居時に敷いてあったカーペット(薄汚れていて使う気になら…
Spotify という音楽配信サービスを使ってて、自分の知識や好みの範囲外のアーティストとの出会いが面白い。ケチな無料版ユーザーなので、何曲かおきにコマーシャルが入る。今はドイツ経由で接続(VPN)しているせいで、コマーシャルはすべてドイツ語。 わ…
マツコさん有吉弘行さんら番組出演者から「味付けしてない里芋」とまで酷評された果物がある。ドラゴンフルーツだ。 ドラゴンフルーツは中南米や東南アジアなど暖地で栽培され、酸味は少なくさっぱりとした甘さで、果汁が豊か。ラオスではごく安く手に入り、…
庭師Tさんの給料日。 ピン札熱烈希望の国家的事情に応えるべく、厚紙を台紙にしてジップロック袋に入れてみた。土や水濡れにまみれて働くひとに渡すんだから、汚損リスクは低い方がいい。両替屋にケチつけられて給料が目減りしたら悲惨だもんね。 畑はまだ…
首都の新聞ヴィエンチャンタイムスが伝えるところでは、この地の衛生事情に進展があったもよう。不得意な方はパスすることをお勧めするが、以下に出てくる「野外排泄」とは読んで字の如し、人間が野外で排泄を行うことである。 なお、登場するふたつの県を日…
引越し荷物が着いて、箱を開け終わるまでには時間がかかる(特に今回はわたしが日本へ行ってしまうため)としても、ここまで見たところではこれといった破損もなく、海外引越しとしては無事に届いたといっていいだろう。 だが、悪魔に睨まれてしまったとしか…
庭師Tさんのタイヤが新しくなった。ヒゲがたんと出ているのは新品の証拠。これにて一件落着・・・ と思っていたら、Tさんのバイクを追いかけるようにしてトラックがやってきた。そうだよクルマに先を越されてぐずぐずしていた引越し荷物だよおおおお。 日…
ラオスの富裕層や高級官僚などパワフルなひとたちが集う料理屋へ行ってきた。 ラオス料理ではビエンチャンで最高級といわれるレストラン。妻は仕事で2~3回来たことがあるが、どういうわけかお茶や軽食にしかありつけず、ちゃんと食事したことがなかった。…
ビエンチャンに来て以来2ヶ月半ほど乗っていたレンタカー、へえラオスにもレンタカーあるんだ Hertz とか?と思われたかもしれないし、じっさい空港とかへ行くと欧米系の会社が営業しているが、うちはそういうのじゃなかった。個人から借りたものだった。 …
庭師Tさんのバイクは、前輪がつるっつる。 これではブレーキをかけても止まらないっちゅうか濡れた路面では盛大に転倒するリスクありあり。Tさんはそのことを知ってか知らずか、タイヤ交換しようと思ってもお金が足りないのか。 この件を他人事とは思えな…
階段下収納。踊り場の床板の隙間から光が燦燦と差し込んでいます。 原因は床板の収縮。けっこう古い家だからねー。ゴミが落ちてくるから収納場所としては問題あり。同じく2階の床にも隙間が多く、濡れモップをかけると液体が沁み込み、天井裏を腐らせる心配…
大漁だったので、ペニーさんにおこぼれ進呈。 ペニーの好物はいっぱいあるんだけどねー、人間用の加工食品には何が入ってるかわからんから、うっかりあげられない。イヌ用のおやつをいっぱい買ってこいって話ではある。ただ最近のペニーはオヤツの量が増えて…
いまラオスでは蚊が活発化しているせいかデング熱の患者が急増しており、妻の職場のひとたちがばったばった倒れているという。そのうえ今だけの特典としてインフルエンザも絶賛流行中。そっちにやられちゃうひとも続出しているらしい。 最悪のケースはデング…
(長いっす。でも、どうか、頑張って最後まで読んでください) ベトナム戦争を知らないひとはいないと思うが、そのあおりを受けたラオスが人類史上もっとも激しい爆撃を受けたことはさほど知られていない。 ラオスに降った爆弾は、第二次世界大戦中に日本と…
土産をさがすひとにとってラオスは悪い場所じゃないと思う。たとえばきのう妻に牽かれていった善光寺雑貨屋は、なかなか趣味がよかった。日本人の趣味に合いやすいというのが正確か。 衣服はラオスの伝統衣装をベースとしたものが中心だが、無理なく洋装への…
ビエンチャンに Minnano Cafe という店がある。 「み、みんなの・・・?」 そのとおり、みんなのカフェという日本語が店名になっている。 どゆこと? とりあえず入ってみよう。 こじんまりとした店内は、あまり客を詰め込まないレイアウトになっており、ゆっ…
ハマスは最悪の選択をした。イスラエル領内に踏み込んで無抵抗の村びとを何百人と撃ち殺しただけでなく、幼児までも拉致して人質にした。国際社会の大半が(一部のクセのある国々をのぞき)全面的にイスラエルの味方をしている。世界にはもうハマスの味方な…
船便の引越し荷物については、ずっとがっかりしていた。荷物にエアタグを仕込み、航空便と同じように経過観察を楽しもうと思っていたのに、どうしたことかエアタグが機能しておらず、今でもバージニア州の倉庫にあることになっている。 それだったら本当にそ…
韓国出身の女性と韓国系アメリカ人の女性からビエンチャンのおいしいメシ情報について聞き取り調査。会話の流れは当然韓国料理へと向かい、どこが一番おすすめかと尋ねたところ、Yoree というレストランを推薦された。 その「ヨリ」という店、ふたりは行った…
ラオスには、毎年いまぐらいの季節になると韓国から団体さんが到着しはじめ、1週間ほどゴルフ場とホテルをバスで往復するという。11月から2月までの乾季は気温も落ち着いて観光のベストシーズン。そこへコリアンゴルファーが殺到するらしい。韓国の冬は…
そのカフェで食事をしたのは初めてで、いきなり珍しい体験をした。 富裕層とガイジンが出入りする店だからお値段は高級。だが料理がそれに見合うものかどうか問題発生。 7万9000キープ(3.8ドル)の朝食セットは、ラオスの高級店のうちでもかなり高…
ビエンチャンに「プリベット」という名のロシア料理の店があり、地元民からけっこう愛されているそうな。わたしたちもそのうち行くつもりだったこの店に、最近つらい事件が発生した。 夜中に何者かがやってきて、店のシャッターにペンキをかけていったという…
ビエンチャン市内某所にわたしたちが花屋銀座と呼ぶ一画があり、十軒ほどの花屋が道路をはさんで向き合い、元気そうに営業している。 商品の大半はフラワーバスケット。もしかしてこの国では花を手土産にする風習でもあるのか(こんど調べてみるな)。 それ…
ビエンチャンは不思議なところで、豪邸とバラックが入り混じって建っている。 たとえば我が家は米政府が地元の大家さんから借りている借家で、とにかく大きくて立派。ラオス的にはかなりのお金持ちじゃないと住めないだろう。そんな家から隣地を見下ろすと、…
ビエンチャンの日本料理店で残念な体験をした。 まず料理について触れると、出来はいまひとつだった。天ぷらはネタが貧相で揚げ方にも首を傾げるものがあり、すでに体験した他店と比べてもはっきりとした差があった。 ただ、わたしは異郷の地で日本料理を提…
この世に生を受けて六十有余年、からだにキノコが生えたのは初めてのこと。 いやキノコじゃないな。順序だてて行こう(皮膚疾患の話題が苦手な方はパスしてね)。 今回わたしに害を及ぼしたのは真菌。キノコやカビ、一部の酵母などの生物。だからキノコが生…
長年勤めた放送局を退職する日、思いがけず懐かしい先輩に会った。Kさんは優秀なディレクターで(わたしの2倍は頭の切れる秀才)、そのうえ能力があるくせに人格もすぐれているという、局内では珍しい尊敬すべき人物だった。 Kさんは若いころ同じ部屋で働…
かっと照った日のお昼過ぎ、木陰に停められた三輪タクシー。屋根から吊られたハンモックでドライバーがすやすや眠るビエンチャンの定番風景。 ザ・東南アジアな景色を横目に見ながらおっされーなカフェに飛び込む。よく冷えたジュースがどろどろと喉を下って…
ビエンチャンもだんだん秋らしくなり・・・という表現は亜熱帯気候にフィットしづらいが、雨期も終盤にきた今、トンボをよく見るようになった。 晴れた土曜日、妻が目をつけていた家具屋へ行った。エクスパットどものあいだで評判の店らしい。 店に入るなり…