Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

旅行

沈没の予兆

ラオス航空じぇーったい使うな!と言いたいほどひどい仕事ぶりだった。 ルアンプラバンからビエンチャンへ帰るフライトは遅れに遅れた。チェックインの時点では10分遅れと言われたのが、20分経っても40分経っても搭乗は始まらず、アナウンスは皆無。ゲ…

青春はイタイね

ルアンプラバン滞在中、腰にきた。あれだよあれ。 レストランのテラスで深めの腰掛けから立ち上がったとき、少し急いでいたからかな、重心が外にずれてぐぎっ。 タイトルは「青春はイタイね」だが、ここはジジイは痛いね。 幸いにして重症ではなく、一晩寝て…

人生初〇〇で向かったのは

ルアンプラバンは街ごと世界遺産の景勝地だが、食いだおれの街としても知られており、フランス料理をふくむいろんなグルメ(と徒歩で楽しめるコンパクトな旧市街)を楽しむため毎月ビエンチャンから通ってくるひともいるのだそう。 うちはそんな熱心にはなれ…

そこで傘かいっ

ビエンチャン空港から至高の観光地ルアンプラバンまでは45分のフライト。もちろん国内線だが、なんとビエンチャン空港ではパスポートコントロールを通過させられた。 国民の移動を常に監視してるぞという政府からのシグナルだろうか。共産主義国家、統制国…

変な写真 in Thailand

ラオス人も在ラオス外国人もこぞって買い物に出かけるタイ北部ウドンターニ―へ来た。今回は、アイランドキッチンに続くDIYプロジェクトを立ち上げるうえで、タイで入手可能な材料について調べることが重要な任務。ってんで何軒かのホムセンをまわったんだ…

妻、ぶっこわれる

アメリカのアマゾンからどさっと届いた荷物のなかに、妙なものが入っていた。いずれも緑色。手前は多肉植物?奥のやつは・・・青バナナ? いったいどんなスイッチが入って妻はこれを注文したのか。まだ尋ねていないので、話を聞くのが楽しみ。ただ、タイトル…

衝撃の不人気

バンコクに着いた翌日、妻は街のある風景を見て驚いた。誰も立ち止まらないのだ・・・ と言われてピンとくるのはタイ在住の方々だけかもしれないので、カンタンに説明。 タイでは鉄道駅など公共の場所で朝夕2回、スピーカーから国歌が流れてくる。演奏が始…

子猫のいる街

それはバンコク高架電車のトンロー駅を出て階段を下っていたときのこと。 外国人観光客がカメラを向ける方向に目をやると、そこには可愛らしいモデルさんたちが。 ネコ会議?それともエサがもらえる?なんにせよおっとりとした風景だ。 この界隈は3~4階建…

タイ料理体験ツアーの顛末

ホワヒンに着いた日にパパイヤサラダを食した(夢中で頬張った)妻が心中ひそかに決めていたのはタイ料理の体験ツアーだった。 ホワヒン郊外の大きな家に集められたガイジンどもが、コの字型の調理台に向かって調理に励んだ。 まずはお待ちかねのパパイヤサ…

ホアヒン海岸で蜘蛛の糸

ホアヒンの海岸は遠浅で、水が温かい。 わたしは海系人間じゃないのでガシガシ泳ぐことはしないが、ぬるい水にまったりと身を浸すだけで、心身のいろんなこわばりが少しずつ溶け出してくるような。 ふと足もとに目を落とすと、小さな生き物がたくさん。よく…

壮大なる序章

上空からタイの秘境?を目撃しながら、バンコクに到着。 行き先がバンコク市内だったら楽なんだけど、めざす保養地ホアヒンまでは230kmある。 昼間、バンコクの渋滞をかいくぐっての移動は3時間半から4時間かかる。安いのはバスだが5時間は覚悟すべ…

「霧の村」とか探してみるか

早朝のビエンチャン空港で我慢大会。 発着便が少なくいつも閑散としている空港なので、国際線でも2時間前に行けばじゅうぶんなんだけどさ、7時台とかのフライトの場合、そんなに早く行くと航空会社のチェックインはできるんだが、セキュリティチェックが稼…

初めてのラオス観光ウフッ

「山」という漢字はここで生まれたのか! なんて思っちゃったりしたのは、2時間足らずのドライブで到着したヴァンヴィエン(バンビエン)という村。峩々たる山々に縁どられ、その大自然を満喫するため多くのひとが空まで昇ってしまうラオス有数の観光地だ。…

エグい高速道路

実に多くのことを語りかけてくる道路だった。タイ国境に接したビエンチャンから一路北に向かい、山岳地帯を抜けて中国国境をめざす高速道路。そうですもちろん建設費2兆円は中国がラオスを抱きすくめるようにして融資したもので、将来これが返済不能になれ…

初の海外旅行(笑)

そうだ、タイ行こう! となったのは、ラオスの正式な滞在ビザが下りて国外に出られるようになったから。アメリカで取得してきたビザは、最初の入国時のみ有効というもので、うっかり国外へ出てしまうと再入国できない~ ちなみに過去に赴任したバングラデシ…

今でしょ!ラオス

親戚が送ってくれた写真。 癒しの国ラオス大周遊8日間。がちゃがちゃした観光資源が乏しい代わり、荘厳な寺院、山村リゾート、水牛のいる田園風景、メコン川下り、そしてなかなか隅に置けないグルメ。まだ休暇のとれていないわたしたちはビエンチャン市内の…

温泉リゾートしてみた

日本へ来て1週間目の火曜は、初めての快晴。東京ではネズミーランドのアトラクションが猛暑のため一部中止になったと聞くほか、日本列島は高気圧に覆われてぜんたいに夏日だったのか(ニュースちゃんと見てないのでよくわからない)。 わたしたちはここまで…

コストコのお〇んにやられる

コストコで妻がこんなものを見つけた。 おでんだぁ。 いつもなら気に入ったものがあってもしばらく値段と相談してからでないと買わない妻がツイッと手を出した。 天下の紀文が調理を済ませ、あとは温めるだけで食べるだけ。カリフォルニアあたりの工場で作ら…

書けずにいたこのこと

きょう6月6日をどんな気分で過ごしているかというと、あの日の経験について思い出し、ちょっとしゅんとしている。 5月2日、バイユーからクルマで30分ほどでオック岬に着いた。13万2000名の兵士が100kmにおよぶ海岸線に殺到し、前代未聞の規…

誰かがウソをついている?

べつに期待してねーよとか言いながら実はちょっと期待していた。 プライオリティパス(以下、PP)という、世界中の空港のラウンジを利用できる会員サービスがあり、うちはこれに加入したわけじゃないが、今年使い始めたあるクレジットカードの付録として会…

背徳のドバドバ

パスタを作って食べようとしていたら、「あっ、あれがあった!」と膝を叩いた妻が冷蔵庫から持って来たものがある。トリュフチーズである。 これを買ったのはオランダの風車村。木靴の工房のほかチーズ製造所も人気スポットで、伝統衣装のお姉さんが若いチー…

おっかない酒屋

最初にアメリカで暮らし始めてから15年目だというのに、知らないことがたくさんあって面白い。驚いたことに、アメリカではまだ禁酒法が生きている。さすがに飲酒は禁止されていないものの、あの時代のなごりとして酒の販売が規制されているのだ。 先日のノ…

パリのタクシーにびっくり

昨春パリを訪ねたとき、タクシー車両の大半は日本車だった。それから1年が経ち、EV旋風が吹き荒れるヨーロッパ(2035年までにエンジン車の新車販売が禁止される)のこと、さすがに様子が変わっているだろうと思っていた。日本メーカーはEV開発で後れを…

「名もなき兵」の死

前に少し書いたように、ノルマンディー地方の小都市バイユーは、ドイツ占領下のフランスで連合国軍により最初に開放された街だが、幸いにしてこの街が戦禍を被ることはなく、古くからの佇まいがよく残されている。 ぶらぶら歩きに適したサイズで、ゆっくり散…

1000万円かかってそう

ルアーブルからくっそ疲れるレンタカーで西に進むこと1時間半でバイユーに着いた。 バイユーは人口1万2000ほどの小さな街ながら、ノルマンディー上陸作戦により最初にドイツから解放された土地として歴史にその名をとどめており、街はずれには上陸作戦…

不思議な酒場(世界遺産の街で)

前回は断崖絶壁の村への経由地のように書いた港町ルアーブルに1泊ながら滞在し、風変りな体験をした。写真はこう見えても飲食店。 ざっと20メートル四方の敷地に屋台と遊び道具が置かれている。こんな妙なところを目指して来たわけではなく、最初は人並み…

今夏、旅行禁止令?!

今回のヨーロッパ旅で出入り口をパリとしたのは、ロンドン(ヒースロー空港)やアムステルダム(スキポール空港)の混雑=混乱ぶりがヤヴァイと聞いていたから。それに引き換えシャルルドゴール空港は拍子抜けするほど流れがスムーズで、ずいぶん楽だった。…

それでもひとつよかったこと

ヨーロッパ旅行は予定を2日残して切り上げることになった(妻は仕事から逃れることができず、しょっちゅうパソコンにかじりついては骨の折れる作業をし、間断なく押し寄せるメールに対処するうちストレスが高まったからか偏頭痛の過去最高レベルのやつに見…

パリの「ヒグマ」について

パリの日本人街で夕食をとることになり、たまたま立ち止まったところにあったメニューボードの味噌ラーメンの写真に惹かれて「ひぐま」に入店したが、結果は残念なことになった。 餃子はここが悪いというほどの欠点がない代わり、見かけも食感もいまひとつ。…

フランスいきあたりばったり紀行

クルマを借りたのはノルマンディー西部の史跡を訪ねるためだったが、そこまでの移動を行き当たりばったりで楽しむのにクルマ移動は最適。なるべく高速道路を使わず、田舎道をのんびり走っていると、そこここに出会いが待ち伏せている。 村はずれの農道に入り…