Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

2023-01-01から1年間の記事一覧

謎Tシャツを着た侵入者

ビエンチャン市内のあちこちに住んでいる妻の同僚たちの家で、いろんなドラマが起きている。 Aさんは、夜中になると家の周囲でワンワンとイヌが鳴き騒ぐのを耳にして、いったいどうしたことかと思っていた。 ある早朝、またしても野犬の吠え声に目を覚まして…

完全に手遅れなんだけど

振り返れば学校の成績がまあ悪くなかったなかで体育だけは今ひとつだった。 通知表で5をもらったことはあるかもしれないが、たいていは4だったような気がする。 反射神経は悪くなかったと思う。それがどうして高い運動能力につながらなかったのか。 大学生…

世界最高の黒

仕事おさめから新年へと気ぜわしく押し詰まっていく日本と違い、4月に正月が来るラオスは通常営業中。このため「クリスマスはこうだった」なんていう話題がまだ古臭くなっていない。 ラオスに「ビアラオ」というビールがあり、日本でもじわじわ人気が高まっ…

初コンタクト失敗

ビエンチャンでは「日本国民からの贈り物」と書かれたマイクロバスをよく見かける。主に市バスとして走っているらしい。 From the People of Japan バス 日本のラオス支援には歴史があり、大型バスのほか各種のインフラの整備に力を貸しているもよう。農工業…

妻、ぶっこわれる

アメリカのアマゾンからどさっと届いた荷物のなかに、妙なものが入っていた。いずれも緑色。手前は多肉植物?奥のやつは・・・青バナナ? いったいどんなスイッチが入って妻はこれを注文したのか。まだ尋ねていないので、話を聞くのが楽しみ。ただ、タイトル…

半分にしちゃえ!

庭のバナナの樹が今シーズン最後の生産を終えたもよう。130本が実る巨大な房で、我が家ではとても食べきれないので隣家と庭師Tさんに大量に差し上げ、手もとに残ったのがこの量。食べても食べても減らない(笑) 今日、そのバナナの樹に鉈(なた)をふる…

「ママちゃん」との接触

ペニーの回復は順調に見える。連打を着実に伸ばし、食欲・運動量ともに申し分なし。食事はまだご飯+チキンの「リセット食」がベースだが、腸にやさしい缶詰やサプリを混ぜながら、ゆっくりドッグフードに戻っていく予定。 こういう手当をしながら「過保護や…

ペニーさん、3打席連続ヒットなるか

獣医の診察を受けた翌日、血液検査の結果を知らされた。って書き方は悪いことがあったふうな響きになってしまったが、幸いなことに異常は見つからなかった。 それはいいんだけど、じゃあ血便の原因はなんなんだ。今回の検査ではわからなかった何かがあるのか…

東南アジアのマッチョ寄生虫

ペニーの不調は便に血が「混じる」どころではない状態まで悪化し、急いでクリニックへ。 胃腸に深刻な問題がある場合、押すと痛がったりするというが、触診では異常が見つからず、血液検査することに。結果が出るまでどれくらいかかるのかと思ったら、一番心…

帰宅してびっくり

タイから帰ってきて驚いた。隣家が姿を消していた。 小屋の柱だけを残し、更地になっている。あの中年夫婦が家を新しくすることになったのか。あるいは別人が来て豪邸を建てるのか。ラオス人というのはいつ休んでいるのかわからず、電気カンナで材木を削る騒…

衝撃の不人気

バンコクに着いた翌日、妻は街のある風景を見て驚いた。誰も立ち止まらないのだ・・・ と言われてピンとくるのはタイ在住の方々だけかもしれないので、カンタンに説明。 タイでは鉄道駅など公共の場所で朝夕2回、スピーカーから国歌が流れてくる。演奏が始…

子猫のいる街

それはバンコク高架電車のトンロー駅を出て階段を下っていたときのこと。 外国人観光客がカメラを向ける方向に目をやると、そこには可愛らしいモデルさんたちが。 ネコ会議?それともエサがもらえる?なんにせよおっとりとした風景だ。 この界隈は3~4階建…

タイ料理体験ツアーの顛末

ホワヒンに着いた日にパパイヤサラダを食した(夢中で頬張った)妻が心中ひそかに決めていたのはタイ料理の体験ツアーだった。 ホワヒン郊外の大きな家に集められたガイジンどもが、コの字型の調理台に向かって調理に励んだ。 まずはお待ちかねのパパイヤサ…

スノードームにご注意!

スノードーム、ロマンチックだよね。 でもこれのせいで命を落としたわんこの話を耳にした。 知り合いの知り合い(アメリカ人)宅で起きた事故。飾ってあったスノードームが、何かの拍子で床に落ちて割れ、中身の液体が飛び散った。 「わあああ」となって片付…

ホアヒン海岸で蜘蛛の糸

ホアヒンの海岸は遠浅で、水が温かい。 わたしは海系人間じゃないのでガシガシ泳ぐことはしないが、ぬるい水にまったりと身を浸すだけで、心身のいろんなこわばりが少しずつ溶け出してくるような。 ふと足もとに目を落とすと、小さな生き物がたくさん。よく…

壮大なる序章

上空からタイの秘境?を目撃しながら、バンコクに到着。 行き先がバンコク市内だったら楽なんだけど、めざす保養地ホアヒンまでは230kmある。 昼間、バンコクの渋滞をかいくぐっての移動は3時間半から4時間かかる。安いのはバスだが5時間は覚悟すべ…

「霧の村」とか探してみるか

早朝のビエンチャン空港で我慢大会。 発着便が少なくいつも閑散としている空港なので、国際線でも2時間前に行けばじゅうぶんなんだけどさ、7時台とかのフライトの場合、そんなに早く行くと航空会社のチェックインはできるんだが、セキュリティチェックが稼…

元気にしててくれよなあ・・・

ビエンチャン・ドッグパラダイスへの入居を夕方にひかえて最後の歯磨きを済ませ、ご褒美のちゅ~るを普段より多めに楽しんでいただく。 ペニーさん、ものは考えようでさ、外泊中は歯磨きされないぶん楽ちんだよね。よかったねー。 といっていたら、庭師Tさ…

ペニーさん、かなり暴れたもよう

ペニーをお試し預かりしてもらった件、わたしたちが去ったあとこうなっていた。 社交が苦手なペニーさん。それでも知らないわんこを相手に以前ほどは緊張しなくなっているので、1号2号そんなに心配していなかった。ここのドッグトレーナーさんはけっこうい…

もしもオスプレイがなかったら

鹿児島の海に沈んだオスプレイについて、事故の当初からマスコミは色めきたち「危険なオスプレイ」「住民不安」を叫ぶようにして伝えてきた。 安全性の追求は米軍と日本政府にとって当然の責務であり、事故についてあれこれ言われるのは当然のこと。 だけど…

ペニーさん、パラダイスへ

ビエンチャンの中心部から10分も行くと、村風景になる。 田舎だとはいえ水田が一面に広がっているわけでもなく、みんなどうやって暮らしてるんだろう。バイクで市内の勤め先に通っているのか。 てなことを考えながらたどり着いたのが、以前に見学させても…

100万馬力の思い上がり

あれは小学生のころだったか、鉄腕アトムが改造を受けて100万馬力を得るストーリーを読んだ。ご存じのように彼は10万馬力だから、一挙にパワー10倍。 そこまで読んだわたしは、アトムすげーこれならどんな敵もぜって倒せるじゃん!と感動し、鉄腕アト…

禁断の「あの手」で

とあるアメリカのオフィスで、従業員に賞を授与する恒例行事があった。仕事ぶりを褒めたたえてモチベーションを上げてもらうためのもので、受賞者の選考はけっこう真面目にやっている。各部の長が推薦文を書いて上にあげ、審査のうえ受賞者が決まるわけだが…

初めてのラオス観光ウフッ

「山」という漢字はここで生まれたのか! なんて思っちゃったりしたのは、2時間足らずのドライブで到着したヴァンヴィエン(バンビエン)という村。峩々たる山々に縁どられ、その大自然を満喫するため多くのひとが空まで昇ってしまうラオス有数の観光地だ。…

脚立にぶら下げたのは

庭のバナナが黄色くなっていたので、庭師Tさんに「バナナ、オッケー?」と尋ねたら、10分ほどして台所の勝手口に現れ、満面の笑みをたたえながらぐいっと突き出したのがこれだった。 黄色いのが25本。青いのも同じくらいついている。 えっ、これ全部?…

虫除けテープ作戦

きのう不要な家具を撤去してくれたおかげでスペースが生まれ、どういう部屋にするのかがイメージできるようになった。自前の家具のほか、ビエンチャンで入手可能な家具をどう配置するのか、じっくり考えてみたい。 そうするうえで大きな障害になっていたのが…

いきなりシーズン突入

5~6人家族が何不自由なく暮らせるだけの家具というのはかなりの数になり、わたしたちにとっては邪魔なばかりなので、倉庫で預かってもらうことにした。任地によっては預かるスペースがない(たとえばロンドンやパリの地価を考えれば贅沢は言えない)こと…

エグい高速道路

実に多くのことを語りかけてくる道路だった。タイ国境に接したビエンチャンから一路北に向かい、山岳地帯を抜けて中国国境をめざす高速道路。そうですもちろん建設費2兆円は中国がラオスを抱きすくめるようにして融資したもので、将来これが返済不能になれ…

ロールスロイスに運転手つき

庭師Tさんが導入してくれた菊っぽい花。 なんかほのぼのする。気候もずいぶん過ごしやすくなり、もしも一年中これだったら日本よかずっと住めるんじゃないか。 畑では「空心菜」の隣に若葉が出現。 いったいなんなんでしょ。福袋というのは一度も買ったこと…

ネジを斜めに力づくで押し込むのはやめてくれ

この庭にペニーはかなり慣れてきた。いろんな草木のにおいのほか、茂みに隠れたトカゲやカエルのにおいに以前ほどは反応しなくなった。それまでは、珍しい生き物を見るたび全力で近寄っていく癖があり、毒蛇相手にそれをやられるとたいへんまずい。 でも最近…