Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

アメリカのこと

でっかくて健康な男が

アメリカに来るたび ドアが重い~。 まずドアノブが固く、嘘みたいな力でないと回らないことがある。 ドアの押し引きにも渾身の力を振り絞ることが多い。 個人宅は別として、アメリカの公共的な建物は概してドアの通過が拷問になりがち。 高齢者、子供、女性…

とんでもない金額

アメリカはいろいろ豪快だ。 ラオス生まれの男性で、子供のころタイへ移住し、16歳でアメリカに渡ったチェン・セファンさんは、オレゴン州に暮らしている。 最近、セファンさんの身に大きな変化があった。 2000億円の宝くじが当たったのだ。 ん? 20…

トランプにお似合い

米国政治史上、最も品性下劣な大統領として知られるトランプに最適の副大統領候補がいる。サウスダコタ州知事のクリスティ・ノエムだ。 広大な農場を持ち、多くの猟犬と銃器を所持するクリスティ・ノエムは、近々出版される回想録の中で飼い犬を射殺したこと…

1円でも2円でもチャリーン

ふたたび妻の職場のラオス人スタッフのことなんだけど、最近生まれてはじめての海外旅行を敢行したお兄ちゃんがいる。行先はシンガポール・・・と聞いてピンときた方はするどい。そう、テイラー・スウィフトのコンサート。何万円もしたであろうチケットに航…

プライバシーなんてとっくに諦めてます

日本は世界に7周半くらい遅れてセキュリティ・クリアランス制度をつくろうとしている。機密情報に触れる政府関係者のほか、民間人のうち国家安全保障にかかわる情報を扱う者を対象に、外国へ情報を渡してしまう心配がないかどうかをチェックする仕組み。 民…

帰る場所もなく

移民が大嫌いなトランプ(自分だって移民の子孫だが、優先権を持つのは白人だけと信じている)が大統領になると、とても困るひとたちがいる。それはアメリカに住むラオス人。主にモン族のひとたちだ。 ベトナム戦争時、ラオスの共産主義勢力(パテトラオ)が…

契約社員とか言いだしやがって

息を吐くように嘘をつく与太者にして差別主義者・民主主義破壊者・肥大しきった自己愛に花を咲かることだけが目的でアメリカ国民への愛情などかけらもないドナルド・トランプが大統領の座に返り咲く可能性が日に日に高まっている。 4年前バイデンが当選した…

またトラの悲しさ

世も末じゃ~と嘆いてみたわけだが、世界情勢という意味では日本の政治がどうなろうと影響は微々たるもの。なんといってもヤバイのはアメリカ。もしトラ(もしもトランプが再選されたら)から始まり、今では「またトラ」が普通に語られている。 そうなったら…

アメリカを高く売る

山P似のイケメンがたいへん流暢な英語を話していた件、選考委員が知る限り彼には留学経験はなく、両親もごく一般的なラオス人。山Pの英語力は、アメリカンセンターの英語教室でつちかわれたものだった。センスがよかったせいもあるだろうが、おそらく熱心…

アメリカが嫌われるわけ

(長いっす。でも、どうか、頑張って最後まで読んでください) ベトナム戦争を知らないひとはいないと思うが、そのあおりを受けたラオスが人類史上もっとも激しい爆撃を受けたことはさほど知られていない。 ラオスに降った爆弾は、第二次世界大戦中に日本と…

撃たれていたはずのダンナさん

妻の役所に勤めるひとが、ワシントンDCから新しい任地に転勤しようとしていた。住んでいたアパートから家財道具を送り出した夜、身の回り品を詰め込んだスーツケースをたずさえてホテルに移動するところだった。 アパートの前に停めたクルマにスーツケース…

やっとこさどうにか

日々の悩み事をこれといった結末もなく書き連ねるのはあんまりかっこよかねえなと改めて思ったのは、待ち焦がれた書類が届き、ついに旅行の準備が整った瞬間だった。アメリカ農務省からペニーの健康証明書が届いたぁ。 届きはしたが、やはり一筋縄では行かな…

みんなが貧しい

歩道に陣取る物貰いさんについて書くと、どんだけヤヴァイところ?と思われるかもしれないが、ここはごくまともな地域である。一番多いのがジョージワシントン大学のビル(たとえばうちの真向いは理工学部)で、そのほかオフィスビルやマンションなどが立ち…

名門女子大に送られた秘密の手紙

第二次世界大戦中、アメリカによる日独の暗号の解読が勝利の原動力となったことは広く知られているが、解読作業に多くの女性が携わったことはそれほど多く語られていないかもしれない。作業の舞台裏について書かれた「コード・ガールズ」という本の紹介文は…

お化けピーナッツ

雨が大嫌いなペニーが「どこにも行かないもん...」と路上にしゃがみこむところを誰かに見られたら虐待と誤解されかねないほど惨めな道行き。それでも1号ずぶ濡れになりながら姫に傘をさしかけていれば・・・ なんとか用事を済ませていただけることもある。 …

アメリカは耐えられない?

三連休の月曜を楽しんでいる。6月19日は、南北戦争が終わった1865年、テキサス州の奴隷が開放されたことで、アメリカの奴隷制度が完全に消滅したことを祝う日だ(June 19th 転じてJuneteenth と呼ばれている)。 奴隷制度は消滅したが、黒人の差別は…

終わりの始まり?

トランプが国家機密文書を不法に持ち出して起訴された。その罪状は37件にのぼるというから、並みの悪党ではない。トランプは徹底抗戦の構えで、起訴は政治的な謀略だ、アメリカ国家は腐りきっていると叫んでいるわけだが、これは予定どおりのトランプ劇場…

そこは軍隊式で

妻はたびたび職場で微妙な気分になることがあるそうな。 彼女は目上のひとたちに丁寧な口をきく。既知の仲でファーストネームを使うよう求められた相手は別として、名前を呼びかけるとき Sir や Ma'am(Madam の略)を生真面目に使う。その習慣は前職の国防…

おっかない酒屋

最初にアメリカで暮らし始めてから15年目だというのに、知らないことがたくさんあって面白い。驚いたことに、アメリカではまだ禁酒法が生きている。さすがに飲酒は禁止されていないものの、あの時代のなごりとして酒の販売が規制されているのだ。 先日のノ…

それはずるいよ

アメリカ人は仕事や収入が気に入らなければ勤めをプイと辞めて気楽に再就職というイメージがあるが、実態はとんでもなかったりする。「労働者を陥れる罠(わな)」と題するニューヨークタイムズの意見記事には驚かされた。 オハイオ州トレドに住む一児の母で…

妊婦さんが魔法のジュータンに

うちではアメフトは見ないが、たまたまつけたテレビでスーパーボウルのハーフタイムショーをやっており、人気のシンガーソングライター リアーナ が歌と踊りを披露していた。 というカタカナだらけの文章は、いかにアメリカ文明に毒されているかの動かぬ証拠…

機密文書なんて怖かねえ?

トランプの私邸から国家機密文書がわんさか発見されたと思ったらバイデンの事務所からも自宅からも見つかり、かと思えばペンス(前副大統領)の自宅からも・・・という不祥事が続いている。 トランプ私邸で発見された機密書類(FBI撮影) 機密文書を悪用…

「隠すな、書かせろ」

ほんとにえらいひとってのは物事の道理がちゃんとわかっているのやな。第34代アメリカ大統領を務めたドワイト・D・アイゼンハワーが大戦中、連合国遠征軍最高司令官としてノルマンディ上陸作戦を指揮していたときのこと、数年をかけた入念な準備の最終段…

片腕のないモデルさん

ペロトンはトレーニングウエアなどのアイテムを幅広く売っているが、オンラインショップへ行くと「あっ」と思わされる。 サイトの中身が変わっていて「あっ」とならなかった場合に備えてきょう現在の写真を貼りつけておく。このモデルさんがいろんなウエアを…

パトカーが来るぞ

ベルギーから届いたRAV4のナンバープレートがもらえるまでの数日間、アパートの地下駐車場に置いておくだけで「ナンバーなしの不審車として通報されたらかなわん」と考え、事情を記したメモを貼りつけた。 あれは考えすぎだったんじゃないかと思うことも…

中山俊宏さんの逝去を悼む

深夜に訃報を目にして飛び起きた。 慶応義塾大学教授で国際政治学者の中山俊宏さんが亡くなった。 55歳の働き盛り、日々のワークアウトのたまものか、びしっと筋肉のついたお体がとても元気そうだったのに、くも膜下出血により急逝。 専門とするアメリカ政…

iPhone カメラがあああっ

アメリカがついにやった。パスポートに記載する性別に「X」が加えられたのだ。 NHKニュースはすぐにリンクが切れるので全文をここに転載しておく。 アメリカ国務省は27日、LGBTなど性的マイノリティーの人たちのために男性と女性以外の選択肢として「X」…

ついに来た!禁止措置

コロナによってわんこを取り巻く事情も大揺れしている。 ステイホームのつまらなさを紛らわせる目的でイヌを飼い始めたひとがゴマンといて、その後「こんなつもりじゃなかった」「もう飼えない」といって放棄される子が世界で激増したなんてのは最初からわか…

土壇場の決心

「人生とは、自分が何者であるかを見つける長い旅である」 というたのはフビライ・ハーンやったか、二丁目の田坂理髪店のおっちゃんやったか。 いずれにせよわたしの場合、自分が何者であるかに気付くまでえらい時間がかかり、いろんな人に迷惑をかけ、最後…

続・荒れるアメリカを生き抜く

地域によっては暴力が日常化しているアメリカで、できれば安全に暮らしたい。 ちかごろはアジア人に対するヘイトクライムが頻発し、各地で死傷者が出ている。 こうなると街ゆくひとのすべてが潜在的な加害者にすら思えてきて、落ち着かない気分の日本人も少…