Microsoft のAI部門幹部が、
今後12~18カ月で、ホワイトカラー業務の大半がAIによって自動化される
と語ったという。
弁護士、会計士、プロジェクトマネージャー、マーケター。
つまり「パソコンに向かって行う仕事」の多くが対象になるというわけだ。
さすがに“ほぼすべて”は言い過ぎだろう、という気もする。テック企業が未来を強めに語るのは、伝統芸能だ。
とはいえ、方向性そのものは否定しにくい。
たとえば弁護士。
企業法務の契約書レビューやリサーチ業務は、AIとの相性がいい。
一方で、国選弁護人として被告人の横に立ち、法廷でやり取りする仕事がすぐに置き換わるとは思えない。
医師も同じだ。
診断支援や画像解析はAIが得意だが、患者の不安を受け止める役割まで完全に代替できるのかは疑問が残る。
「全部なくなる」というより、仕事の“中身”が分解されていく感じなのだろう。
もしホワイトカラーが今ほど必要とされなくなったら、大学の価値も揺らぐかもしれない。
法律や医学の知識を何年もかけて詰め込むことが、投資として割に合わない時代になる可能性はある。
それでも大学は、単なる資格取得機関ではない。
友人と夜通し議論したり、時間を持て余して旅に出たり、海外に飛び出したり。
あの「余白」は、社会にとって案外大事だったのではないか。
もし合理性だけが評価軸になれば、そうした余白は削られていく。
本を読む人が減り、「難しい番組は観ない」と公共放送が敬遠され、知的関心そのものがぜいたく品になる。
そして一部の“適応できた人”と、そうでない人との間に、気分の問題ではない現実的な格差が広がる。
そんな未来も、まったくの空想とは言い切れない。
「もう引退年齢なんだから心配するな」と言われそうだが、変化のスピードがこれだけ速いと、誰も観客ではいられない。大変革の時代をしぶとく生きるには、何らかの戦略がいる。
……いまんとこ戦略ゼロだが。

まあAIにでも聞いてみっかな。
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