ペニーの犬種特定、先日の第一弾は「ミニピン75~100%」との結果で、おおまかな傾向は確認できたものの、ミニピンとは明らかに違うテイストも強い子なので、第二弾の鑑定結果を心待ちにしていた。
ふたつめの会社は大手で信頼性が高いといわれていて、じっさいのところ期待していたら、えっらい細かい結果を送ってきたぞ。
詳細は後でまとめるとして、結果報告のビデオちゅうのがあるので、雰囲気を楽しんでいただこう。
系図の一番上がペニーで、その下が両親~祖父母~曾祖父母。
画面上部に犬種名があらわれ、その血がどこから来たものかが表示されていく。
【音が出ます】
最後の一覧表にあったように、ペニーの血の内訳は以下のようになる。
ミニピン 43.8%
チワワ 20.5
ペキニーズ 9.7
ダックス 7.9
プードル 6.8
ボクサー 3.5
(このほか判定不能な祖先 7.8%)
普段わたしたちはペニーを観察しながら、「頭蓋骨はチワワ」「胴長短足気味なのはダックスやな」などと話し合っていたのだが、あたらずといえども遠からずだった。
ちなみにペニーの祖父母の代まではミニピンとチワワの純血個体が存在し、その相手がダックス&プードルのミックスだったり、ミニピン&ペキニーズのミックスだったりしたことから、ペニーの両親は一気に複雑なミックスになった。
こうして6犬種+アルファの血を受け継いだバリバリのミックスが誕生したのである。
今回の結果は、ペニーに毎日接するものとしてすごく実感があるし、彼女が地球上に唯一といっていいユニークな存在であることが嬉しい。動画の冒頭に
To show you what makes Penny, uniquely Penny.
とあったように、この子は〇〇犬でも◇◇犬でもない、100%ペニーなのだ。
地球上に唯一といったが、ペニーにきょうだいがいるとすれば、そのDNAはペニーにかなり近い可能性がある(きょうだいのDNA一致度は理論的には0~100%)。
この会社では、保有するすべての鑑定結果と照らし合わせることで、似たようなDNAをもつわんこを探し出すことができる。
ペニーの場合、一致率の高い子は見当たらず、出身地などの情報からしても、ここにきょうだいがいるとは思えないが、親戚は含まれているかもしれない。
もしもペニーのきょうだいが生存しており、その飼い主がここでDNA鑑定することがあれば、「再会」も夢ではない。
行き別れになった子たちと会えたら、ペニーはどんなふうに振る舞うのかねえ。
ペニーは何も教えてくれないが、この小さなからだの中にいろんな歴史が詰まっている。
そういう想像の世界を飛び歩くことが、ミックスを飼う醍醐味のひとつやな。
ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。