Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

実はあのクルマ

ビエンチャンに来て以来2ヶ月半ほど乗っていたレンタカー、へえラオスにもレンタカーあるんだ Hertz とか?と思われたかもしれないし、じっさい空港とかへ行くと欧米系の会社が営業しているが、うちはそういうのじゃなかった。個人から借りたものだった。

そのひとはサラリーマンで、副業でクルマを貸している。きょうだいでお金を出し合って車体を購入し、レンタカー稼業に乗り出したところだという。差し障りが出てはいかんので詳述しないが、どこでクルマを借りたらいいか妻が周囲にアドバイスを求めたところ、ごく身近に「レンタカー屋さん」がいたのだった。

携帯電話も同じく、ラオテレコムのSIMカード買うんだったら〇〇さんに頼みなさいと、これまた副業の「電話屋さん」を紹介され、妻はあっという間にクルマとSIMカードを調達することができた。

聞けばラオスでは副業が盛んらしい。サラリーマンの何パーセントが副業中とかいうデータはないが、ぜんぜん珍しいことではなさそう。なぜ副業なのか。そうしなければ食っていけないのか。税金のがれが容易だったりするのか。共産主義国ではとてもやばい行為なんじゃと思うのだが、副業でひと息つくことが国民の不満を抑えるのに役立っているのなら、どこの政府も大喜びで黙認するだろう。

ともあれ副業は店舗をかまえて営業するわけにもいかず、ひとからひとへのクチコミが生命線。みんなそうやって助け合って生きているわけだ。

「2ヶ月半ありがとねー」 自宅まで引き取りに来てくれた

我が家にも助け合いはある。ペニーは最近、わたしのところへやってくることが多い。ふだん過ごしている1階のリビングから2階の書斎へトコトコ上がってくる。

1.そろそろ遊んでくださいー

2.おしっこしたくなりましたー

3.夕飯の時間ですけどー

てな感じで、いろいろ言いにくる。もともとは受け身な子で主張というものがなかったのが、だんだんと意志をあらわすようになってきた。面白いのはトイレの要求で、やたらに体をぐにゃぐにゃさせながらやってきたかと思ったら、くるりと振り返って出ていく。ははーん・・・と思って後をつけていくと、トイレシートに直行したペニーさん、こちらの目を見上げながらお仕事なさる。直後のご褒美オヤツを逃さないための戦略。1号2号としてもいろいろ助かる Win-win 関係の深まりです。

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