ビエンチャンの日本料理店で残念な体験をした。
まず料理について触れると、出来はいまひとつだった。天ぷらはネタが貧相で揚げ方にも首を傾げるものがあり、すでに体験した他店と比べてもはっきりとした差があった。
ただ、わたしは異郷の地で日本料理を提供しているひとたちを尊敬しており、多少の欠点があったとしても「外国のハンデ」と割り切ってありがたく頂くことにしており、味に難癖をつけるつもりはない。
気になったというか、かなり驚かされたのが店主とその細君?な年かっこうの女性が、ラオス人従業員を次々に叱りつける声だった。ひとがいい代わり仕事がユルイところのあるラオス人のこと、細かい失敗が多いことは想像がつくが、教育的指導は客の耳に届かないところでやっていただきたい。遠慮のない怒声を聞きながら食べるメシなんてちっとも旨かない。
「よほど困らないかぎり、ここには二度とこないな・・・」
店を出てクルマに乗り込み、シートベルトを締めながら妻と言い交わした。
そういえば妻のセンパイのひとりはこの店は最高だといって足しげく通っていたと聞くが、わたしたちとはずいぶん違う食事体験をされたのだろう。ともあれ今回の店がビエンチャンでたった一軒の日本食屋じゃなくてよかった。
一方我が家では、お好み焼き担当の1号が水の量を倍にするというスカタンをやらかし、かなり微妙な出来になったことを告白しておく。2号から怒声が飛んでくることはなかった。
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