Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

異世界的な〇〇〇事情

首都の新聞ヴィエンチャンタイムスが伝えるところでは、この地の衛生事情に進展があったもよう。不得意な方はパスすることをお勧めするが、以下に出てくる「野外排泄」とは読んで字の如し、人間が野外で排泄を行うことである。

なお、登場するふたつの県を日本にたとえると、東京都に隣接した埼玉県と神奈川県に相当するが、いずれも都市化はさほどに進んでおらず、佇まいとしては農村だ。

以下、オンライン翻訳そのまんま転載の手抜きをお許しあれ。

「ボリカムサイ県と首都ビエンチャンに続き、ビエンチャン県が屋外排泄のない状態を達成した。保健省のPhayvanh Keopaseuth副大臣が支援するこのマイルストーンは、衛生と健康習慣の改善を意味し、清潔な水、衛生設備、適切な栄養を促進する。この達成は、2025年までに屋外排泄をなくすという国家目標に沿ったものである。」

屋外排泄ではインドが話題になることが多いよね?トイレ普及が特に遅れている農村部では、男女を問わず屋外で済ませることが今でも普通。それが女性への性的暴行の多発の一因ともなっているという。

また学校でのトイレ不足は、女子生徒の早期中退の原因にもなっており(男子よりはるかに困らされるから)、国の発展の足を引っ張る問題でもある。モディ政権はトイレ普及に力を入れているようだが、14億インド国民の暮らしが変わるのには時間がかかる。

ラオスでもトイレ不足が国民の足を引っ張り続けている。

進展は見られるものの、農村部では依然としてトイレの使用率が低く、清潔な水へのアクセスが不十分であるという課題に直面しており、下痢、コレラ、栄養失調などの健康問題の原因となっている。

生活エリアを糞尿だらけにすると水が汚れ、伝染病の原因になりやすい。先進国のひとから見れば「たかだかトイレがない」せいで何千人ものひとが命を落としているわけで、わたしたちとかれらの生きる世界はそれほど違うのだ。

ころっと話が変わるんだが、引越し荷物のなかにこんなものが入っていた。わたしにはなんだかわからない。妻がにまにまと笑いながらほどきにかかる。

ぱんぱんに膨らんだ袋を破ると・・・

 

 

 

妙な物体がむにゃあっと広がる。

膨らみきって何時間かたつと、かなりがっしりした塊になり、腰を下ろしてもびくともしない・・・のも当たり前、これカウチなんだって。アメリカを出る直前にアマゾンで買い、引越し荷物に入れてきた。

左側が脚乗せ

専用カバーが見当たらない(アマゾンのミスまたは引越し荷物のどこかに入っている)ので仮にバスタオルをかけ、妻がスマホを持って搭乗!2時間かけて民泊の備品探しなどネットサーフィンしながら、楽ちん楽ちんいってたよ。

超広い家だからできる一生に一度の(?)ぜいたく。もしもカバーが見つからなかったら、仕立て屋さんに作ってもらう手もある。人件費うそみたいに安いので。

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