ラオス人も在ラオス外国人もこぞって買い物に出かけるタイ北部ウドンターニ―へ来た。今回は、アイランドキッチンに続くDIYプロジェクトを立ち上げるうえで、タイで入手可能な材料について調べることが重要な任務。ってんで何軒かのホムセンをまわったんだけどさ、駐車場ですごく可愛らしいトラックに出会った。
タイの実用車はほとんど日本車といっていい。これはあのダイハツ製で、よく手入れされた美車ではあるが、けっこう古い。ダイハツの軽トラックといえばハイゼットだが、わたしの知るかぎりハイゼットは昔からエンジンが座席の下にある「鼻なし」デザイン。こういうふうに鼻が突き出たのは見たことがない。
うわあああ可愛いいい!
頓狂な声をあげた妻。タイに住んでたらすぐにこれ買ってもいいアタシこれなら運転してもいいわと興奮気味。
たしかにグッとくる小粋なデザイン。免許とりたての若いサーファーが南房総の浜にこれを乗りつけたら最高に絵になると思う。それでこのトラック、なんという車種?
このホムセン内のある場所(わたしたちの誰もが外出中に利用したことのあるあれ)に下の貼り紙があった。
足を洗う?
この場所のどこで?
可能性はいろいろあるが、足を洗いたくなる生活がここにはあるんやな。
ご存じのように南アジア・東南アジア世界は背広を着ているひと以外はサンダル履きが基本で、足は土埃(または泥)にまみれており、かれらが作業のため我が家に上がってくるたび白(または茶色)い足あとが床に残る。
経済成長いちじるしいタイも似たようなもので、外出中「あ、足洗いたいな」と思うことがあるのだろう。ちなみにこの写真を撮ったのは女性用のほうだ。
別のホムセンに移動中、「えっ、煙突に枝が?!」と妻。
まず高さがとんでもない。3階建てビルの4倍はある。そして幹の真っ直ぐなこと。煙突かと思うのも無理はない。
なにこれなにこれ!と言いながら近づくと、まさに雲を衝くような大木だった。
これはもう神が宿っているレヴェルだが、一般住宅の庭に何気なく生えている様子。なんという木なのか、どんないわれがあるのか、タイ語が出来たらクルマを止めて話を伺いたいほどだった。
地震大国の出身者から見ると、「何か」あったら被害はただごとではなくも見えたが、それはさておきこの大木、心にツンとくる存在感があった。
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