Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

あの事件で使われたクスリ

妻はほんと気の毒なヒトで、かれこれ1ヶ月続いた咳が原因と思われる胸痛に苦しんできた。肺への強い圧力が原因の肋間神経痛かと思っていたが、咳がかなり収まってからも痛みが引かず、肋骨折れてるんじゃね?な展開に。

ちょうどタイへ来ているからと、先月人間ドックでお世話になった病院で診てもらうことになった。結論から申し上げますとですね、レントゲン写真には骨折やヒビが映っておらず、痛みは筋肉の緊張によるものとの診断。クスリをもらって終了。

で、この内外のお金持ちが集う病人の楽園で面白かったのは、生バンドが入っていたこと。

ピアノとベースとバイオリンのトリオが、ゆったりと静かにうたっている。

これこそが富裕層の心をくすぐる究極のサービス!

タイではそう思われるかもしれないが、日本だったらどうだろね。多くのひとは面白がるかもしれないが、一部からは「不謹慎」との叱責を浴びそう。

そう書いておいて何が不謹慎なのか自分でもよくわからないが、病気やケガの苦しみを押して来ている患者に対して「鳴り物など無神経な!」という声がどこからか聞こえてくるようなこないような。

妻が処方されたクスリは、筋弛緩剤というやつ。普段の暮らしで出会うことが少ない一方で、医療施設の看護師による殺人に使われたせいで禍々(まがまが)しい印象だけが独り歩きしているかもしれない。

シカンザイと聞いてちょっと引き気味の妻。効能や強さについて自分なりに調べ、夜おそくエイヤッと言いながら服用。

「わたしに万一のことがあったら、ここにすべてのクスリとタイミングが書いてあるから」

クラリチン(抗アレルギー薬)や痛み止めなどの服用歴を記したメモアプリを示しながら布団へ入って行った。

翌朝、あんまり効いた気がしないなあと言いながら起きてきた妻、そうかといって大量に服用する気はなさそう。2~3日は様子見ですね。

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