国際転勤
こっこ、こっこ、こっこでぇーす! と忍者ペニーが活躍する季節。春もいいけど、自分は秋のほうが好きかなー。暑さにさよならできたことの喜び、澄んだ空気、紅葉、やがて来る雪。そういうワクワクがあるから。 このアメリカ東海岸の秋をかなり気に入ってお…
妻の職場さがしに、一応の結論が出た。まだ内々定みたいなもので、最終的に承認される前にひっくり返る可能性はあるが、ここまでのところ戦果ゼロではなかったことが嬉しい。 「あたしもー」 3ヶ所からオファーをもらった。いずれも椅子が1個しか空いてい…
銀歯が取れた。歯医者でえらい目にあった。 新しい詰め物をつくるための型取り。以前だったら柔らかいプラスチックみたいなのを押し当てる「印象」という手法だったのが、今はなんでもデジタルで、三次元スキャナーを使う。 これを口に差し込み、歯の表側・…
アパート管理室から住民全員へのメールは「自転車始末するでえ」という告知だった。 自転車置き場が満杯になって出入りしにくくなったので整理する。チャリの持ち主にはステッカーを渡して貼ってもらい、ステッカーなしのものは放り出すというのだ。 その期…
妻が思いっきり出遅れた職場探しレース、今のところ地域でいうとアフリカとアジアを狙っている。 いくつかの候補国のなかに、東南アジア某国がある。どんどん豊かになっているこの地域のなかでは経済成長がゆっくりしており、一般のイメージとしてはかなり田…
職場探しに必死のあなたに朗報!今すぐ応募すればど楽勝で転勤決定!という任地がひとつ存在する。 それはキーウ。 2月、ロシアの侵攻が始まって以来、キーウの出先機関では職員・家族の国外退避が相次ぎ、体制を縮小せざるを得なかった。そして今、ウクラ…
先月末、ようやく新しい職場での仕事が始まったのと同時に、妻が急いでスタートを切った件がある。それは来年の職場探し。 すでに何度かここで触れたが、彼女の転勤先は人事部から降ってくるものではなく、自分で見つけなければならない。まず世界中の任地の…
ハリケーン「イアン」のフロリダ上陸(9月28日)から一週間、はるか北のバージニアではぐずぐずの天気が続いている。もちろん文句など言うつもりはない。100人以上が亡くなったフロリダのことを考えれば、停電ひとつ起きなかったこっちは天国のような…
妻が昇進した。イエイ。 係長→課長とかいうのじゃなく、ヒラだけど職員等級がひとつ上がった。 妻は他省でのキャリアをもって入省したので、最初から中ぐらいの等級でいたのが、ひとつ上がったというだけのことだが、今回の昇進には重要な意味があった。大雑…
天使さんの手厚い協力のもと、ブリュッセルから送り出された船便の引越し荷物が届いた。運び込んでいるのは中年夫婦&高校生くらいの息子という、ヒスパニック型家族労働の典型みたいな3人組。国際的な運送会社からローカル企業に下りてきた仕事を、こうし…
ベルギーから届いたクルマのナンバー申請、途中まではこれでいいといっていたのが突然翻訳をつけて再提出といわれ時間切れになったのが金曜日のこと。 悶々としながら週末を過ごし、月曜の朝いちばん、用意した翻訳を携えて再挑戦とあいなったわけだが、ふた…
金曜日、ってのがミソなんだけど金曜の昼ころクルマが届いた。アントワープからボルチモアまで大西洋を渡り、ようやくたどり着いた。 RAV4 は誰かが運転してくるのかと思っていたらそうではなく、写真のようにトレーラーに載せられて来た。 めんどくさいこと…
設備の具合が悪いのはうちとは別の棟ばかりかと思っていたら、こっちのエレベーターも1週間ほど止まっていて往生こいた。 このアパート、入居前からエレベーターがすぐ止まる持病があることをネットのレビューで知っており(家賃が比較的安い理由のひとつか…
ペニーの定期健診の結果が来た。病気や寄生虫のない健康体が確認されてひと安心。 一方であのとき最後に書いた「あと一歩で配属が確定というタイミングでとんでもない知らせが飛び込んできた」件に、心のざわめきを抑えることができないでいる。とんでもない…
朝8時15分、ペニーさんはあるところへ来ていました。 とかもったいぶるような話じゃなくてアニマル・クリニックへ定期健診に来た。 自宅から15分で到着、ビルの真ん前に路駐できたのはラッキー。 このクリニックのカルテには「診察時に精神安定剤必要」…
ペニーのこのベッドは先日届いた航空便に入ってきたもの。 アメリカ到着後すぐに買った新しいやつに加えて、ブリュッセルで使い慣れたやつがあるといろいろ便利。あとは船便が来てくれるとずいぶん助かるんだが、到着は運がよくて今月中。9月になっても驚か…
ダメダメ企業の一例としてエイビスを紹介したが、もっと生活に密着したダメダメ企業が存在する。それは COMCAST コムキャストというケーブルTV。わたしたちはこいつらに過去何度もひどい目に遭わされ、ほかに選択肢があるのならコムキャストなど見向きもし…
無事、入居いたしやしたー。 ドアにリボンかけて待っててくれる陽気さがアメリカンでいいなあ。 さっそく中をご案内。 横並びのふたつの窓が南向き、もうひとつが東向きで、一日を通してかなり明るい。この左右にふたつの寝室がつらなっていて、全室が東と南…
引越しまであと5日というタイミングでエアコンが故障。扇風機もなく眠れないひと晩を過ごしたあと、修理に1週間かかるという話を聞いて目をまわした妻がすぐに動いた。朝一番、管理会社に連絡して代わりの部屋を提供するよう要請。 一般的な賃貸契約ではな…
10年日記というものがあって、1画面のなかに10年分の同じ日付の日記が並べて表示されるから、過去の自分を振り返りやすく、「そーかこんなことしとったんやな」「光陰矢の如し」「おれ進歩ないなあ」といった感慨や刺激を得ることができる。 わたしの日…
赴任先へ来てクルマを買うまで、あるいは自分のクルマが届くまではレンタカーのお世話になることが多い。 6月下旬に到着してレンタカーを借りようとしたら料金が高騰しており、各社とも1ヶ月の料金が軽く2000ドルを超えるなか、ただ1社1300ドルを…
6月下旬にアメリカへ来てからそろそろ1ヶ月が経つというのに、妻の配属先が決まっていない。 仕事をさせてもらえない彼女が毎日何をしているのかといえば街を意味もなくぶらついたりパチンコ屋に入り浸ったり朝から居酒屋職探しに没頭している。退職したわ…
引越し荷物の送り出しは、天使Nさんの大活躍により無事に済ますことができた。 業者は午前8時半から9時のあいだに到着とのことだったが、Nさんは「念のため」といって7時半着。それはこちらの午前1時半。 すぐにNさんから連絡入って、荷物の仕分けな…
悪魔とそのマブダチのおもちゃにされながら準備に追われた引越しは、来週ようやく本番を迎える。親切な代理人の立ち合いのもと、家財が梱包・搬出される。 それから1ヶ月ほどで航空便が、数ヶ月で船便が、運がよければ届くだろう。国際貨物は不確定要素が多…
悪夢のようだった引越し準備。ただブリュッセルから出ていくというだけのことにどうしてこれほど苦労させられるのか。この世は悪魔バッカリヤナイカーと繰り返し思った。 最終日、ほぼ唯一の食事 だがそれは正しくなかった。最終日、わが家に現れたのは天使…
転勤者用住宅からの退去はけっこうモノモノしい作業になった。 引越し準備のさなか、総務のスタッフや請負業者など総勢8人ほどがドヤドヤと乗り込んできて、水回り・家電・米政府が取り付けた警報装置などの動作、それに部屋と家具のダメージをチェックをし…
どう書いたらいいのか頭の整理がつかぬまま、ともかくパソコンを開いてみた。 結論というか、ブリュッセル脱出には辛くも成功し、今はワシントンDCの近郊にいる。出発までの数日間におきたことを思い返すにつけ、激しい焦りと怒りが噴き出してきて、アメリ…
出発を目前にしてとんでもないことになった まさかここまでやってくるとは・・・ ふたりとも疲れ果てて ブログはちょっと停止 ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。
次の住居が激セマになることがわかっているので、必死になってモノを減らしている。 引越しは常に断捨離のチャンスであり、ここまでいろんなものを手放しながら歩いてきたが、今回は更に一歩踏み込んで断行(政治家かよ)。 洋服やブランケットをリサイクル…
日曜日のマーケットは、もしかしたらこれが最後という気持ちで歩いてきた。 お相撲さんのこぶしを買っていた肉屋さん。応対がパキパキしていて気持ちのいい店で、こぶしと一緒にチキンも購入。 八百屋は二軒あって品揃えはまあ似たようなもんなんだが、妻は…