朝8時15分、ペニーさんはあるところへ来ていました。
とかもったいぶるような話じゃなくてアニマル・クリニックへ定期健診に来た。
自宅から15分で到着、ビルの真ん前に路駐できたのはラッキー。
このクリニックのカルテには「診察時に精神安定剤必要」と書かれてしまっており、前夜と早朝に投薬した。といっても本人は時ならぬチーズ・サービスを享受しただけのことだったが。
投薬に加え、診察室ではマズル着用を求められる。ペニーはギャン吠えしたときでも噛む子じゃないんだけど、事故防止は入念にしなくちゃ。
ペニーはマズルをしても割と平気でいられる子だったのに、なぜだか今日はとってもお気に召さない様子。
外そうとしてバタバタするのを見ながら、はたして精神安定剤は効いているのかと怪しむ召使い。以前、アメリカからブリュッセルへの飛行で、チェックインンカウンターや機内での騒動を避けるために与えたときは、ペニーの態度がすごくマイルドになり、クスリよく効くなあと驚いたものだった。今回はあのときとは違うクスリで、ペニーとは相性が悪かったのかもしれない。
ともあれ、血液採取のときは吠えたり暴れたりせず、いい子でいてくれたからよかった。
検査はフィラリアとダニと寄生虫(うんち持参)で、料金167ドル。このクリニックは割高なんだけど、ペットを海外に出すときの手続きに慣れていることから、今んとこお世話になっている。
秋に日本へ連れていくため抗体検査をアメリカでもう一度やる必要あるかないか問題、ルールの調査をクリニックにお願いしていたのだが、なかなかクリアにならず困っていた。結論としては再検査しないことになった。妻の本省での仕事がフルリモート勤務となる見込み(まだ決まっていなくてひっくり返る可能性あるが)で、そうであればわたしが単身で日本へ出かけても妻がしっかり面倒を見られるから。
そもそもが日本へ連れて行かれるストレスと、自宅で昼間面倒を見てくれるひとがいないストレスの選択だったから、全体としてはいい方向に進んでいるわけで。
ただ、妻の新職場については、あと一歩で配属が確定というタイミングでとんでもない知らせが飛び込んできて戦々恐々としている。ままならぬ浮世の暮らしぞ。
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