Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

流浪の民の家具コレクション

設備の具合が悪いのはうちとは別の棟ばかりかと思っていたら、こっちのエレベーターも1週間ほど止まっていて往生こいた。

このアパート、入居前からエレベーターがすぐ止まる持病があることをネットのレビューで知っており(家賃が比較的安い理由のひとつかと思われ)、歩いて上る気になれるぎりぎりの階を選んだという経緯あり。

今回故障したのは2基あるうちの1基だが、無事なほうは引越しがあると占有されてしまい、住民は階段を使うしかない。

そのたびわたしたちは「部屋選びの勝利ぃ!」とほくそ笑みながらペニーに引っ張られ、よたよたと階段を上っていくのである。

うちがエレベーター占有する番が回ってきた。3年前バングラデシュに向けて発つとき倉庫に預けていった家具が配達されるのだ。入居後急いで買ったベッドとソファ、デスク&チェア以外に、収納系の家具ものはゼロ。段ボール箱でしのぐ暮らしだったもので、家具の到着はうれしい。

つったってIKEAばっかしで。

いつになっても「仮暮らし」から脱出できない流浪の民ならではのコレクション。

2度目、3度目と組み立てるうちネジ穴が緩くなってきて微妙な部分もあるが、幸いにしてグラつくこともなく不死鳥のごとく蘇ってくれた。

じゃじゃーん

これまで床に置かれていたテレビも高いところへ行き、ちょっと高すぎはするがそのうち慣れるだろう。

いずれ船便が届いたらぜんぜん足りなくなるのでIKEAで買い足す必要あるが、まあ先が見えてきたかな。

ところで今回の荷物を運んできた業者は、約束の時間を守ってくれなくて苦労した。エレベーターを予約できた午前中に来られると言っていたのが、ドライバーから電話あって昼すぎになると勝手に変更され、その時間は別のひとがエレベーターを占有しているからと説明しても埒あかず、結局午後3時になっても現れず、会社に電話しても誰も取ってくれず、6時近くになってようやくトラックが来た。

いつ果てるとも知れない待ちぼうけで一日拘束されたうえ、慌てて降りて行ってエレベーター使用中の業者さんに「割り込み」を交渉するという汗かきをさせていただきやした。てめえらふざけんじゃねえ二度とうちの敷居をまたぐなと言いたいところだが、いずれ到着する船便をわが家に配達するのもこの業者らしいので、ここはぐっとこらえるしかないといふ。

その船便だが、無事に東部の港(ボルチモアなど)に着いてから、まれに抜き打ち検査のためフロリダへ持っていかれ通関に3ヶ月かかるなんつう怪談を耳にした。それって単なるイジメじゃね?

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