Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

「雰囲気ゲンポン」でいざ勝負っ

ベルギーから届いたクルマのナンバー申請、途中まではこれでいいといっていたのが突然翻訳をつけて再提出といわれ時間切れになったのが金曜日のこと。

悶々としながら週末を過ごし、月曜の朝いちばん、用意した翻訳を携えて再挑戦とあいなったわけだが、ふたたび撃沈の憂き目を見た。今度は別の書類が必要だと言い出したのだ。

それはクルマのディーラーから当方への譲渡証明書だったので、ドイツのディーラーにすぐ連絡したのだが、返事がなかなか来ないわ、やっと連絡ついたと思ったら何言ってんのかわからんくてイライラさせられるいつもの流れに。

購入前にいっつも話がぐにゃぐにゃして手こずっただけでなく、やっとこさ購入したと思ったら仮ナンバーの有効期限をめぐる大チョンボをやってくれたあのディーラーだ。

で、譲渡証明書がどこにあったかというと、なんとアメリカの銀行に送られていた。ローンを使った場合、返済完了までは金融機関がクルマの所有権を持つが、うちは一括支払いだから他人に所有権を取られる言われはない。ところが脳天気ディーラーは、何を思ったかうちが送金に使っただけの銀行に譲渡証明書を送ってしまったわけで。

あまりにも完璧な凡ミスに腹を立ててても時間の無駄なのでさっさと銀行に連絡したのだが、銀行のやつも脳味噌があったかくて話が要領を得ず、たかが紙一枚の所在を確認して電子メールで送ってもらううちに月曜日が暮れてしまった。

かくして火曜日に3回目の突撃を陸運局にかましたわけだが、わたしたちはたいへんビッグなリスクを抱えていた。実は譲渡証明書、原本を要求されていたにもかかわらず、この時点で用意できたのは電子メールの添付ファイルを印刷したものでしかなかった。役所が原本ゲンポンいうのはしょうがないことだが、そんなものの到着を待っていたら何日かかるかわからず、少なくとも日本への出発前に片付くことはないだろう。今できることは上質紙にカラー印刷した雰囲気ゲンポンをさらりと提示し、勢いで敵陣突破・・・

緊張でぷるぷる震えて・・・ない?

という妻の戦略が不思議なことに大当たり・・・

 

 

 

だったらしく・・・

 

 

 

1時間半ほど待たされはしたものの・・・

 

 

 

こんなん出ましたー。

はい。バージニア イズ フォー ラバーズ 。

嬉しいかって?

そりゃかなり嬉しいんだけど、2週間の休暇の前にやっておかなくちゃならんことテンコ盛りだというのに、ナンバー申請に振り回されて時間をハゲシク浪費し、けっこう崖っぷちに来てます。いやまじで。

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