ブドウを食べたかもしれない事件、ようやく検査結果が出た。
獣医さんと電話で話す妻の表情がすっと和らぎ、Thank God... というのを聞いて涙が出そうになった。
1回目の血液検査と3日後の検査結果を突き合せたところ、異常は見られなかったという。
ペニーにブドウの耐性があるのか、そもそもわたしの見誤りだったのかは不明。もちろん今後も危険ブツには十分注意していくのでみなさんマヌケな飼い主を怒らないでね。
ところで今回ペニーを診てもらったクリニックについて、DCエリアの飼い主さんにご忠告。
24時間診療クリニックだから、お世話になることはあるかもしれないが、通常の利用にはちょっとした覚悟が必要だと思う。
わたしたちが体験した範囲では獣医さんに問題を感じていないが、スタッフの仕事の質の悪さに困惑させられた。
診療前後の説明が足りなかったり、情報がいい加減だったり、連絡くれると約束したのになしのつぶてだったり、保留になった電話が永遠に放置されたりで、けっこうストレスがたまった。
そういうスタッフがひとりふたりいるというよりは、経営者によるサービス品質の管理ができていないという印象(つまり全員が仕事を舐めている感じ)。
これは2021年3月時点のはなしであり、今後どう改善されるかわからないにしても、現時点では要注意と感じた。
検査結果が出て、ポトマックの桜見物に意気揚々と出かけた。
密集を避けるための規制でクルマは近づけない(駐車場もない)ので、対岸のバージニアから徒歩でアプローチ。
強風に帽子飛ばされそうなうえ、フェンス一枚をはさんで時速80キロで行きかうクルマがうるさくて心休まらないが、ワシントン記念塔と河畔の桜並木が近づくにつれワクワクする。
前夜、散歩中に恐怖をもよおすほどの強風が吹き荒れたため、花がどうなっているか心配だったが、見ごろを迎えたばかりの桜はしっかりと咲き誇っていた(写真4枚)。
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ポトマックの桜ゆっくり楽しみましたリア充ふうに見えるかもしれないが、河畔での時間のほとんどを妻はアパート業者などとの交渉に費やしていた。
休暇中に自腹で借りていたアパートから、これから始まる研修のために住む社宅的なアパートへの引っ越しが翌日に迫っていた。
引っ越し先は、数社あるレンタル業者が保有する部屋なのだが、あてがわれたのは
・どう考えても一人用の激セマ物件
・少なくともリビングはフローリング希望といったのに全面カーペット
だったので業者との交渉をこころみたものの、担当者が再三の連絡を無視するツワモノで、話がまったく進まなかった。
この業者ではアカン(こちらが希望する物件をもっていない+ポンコツ担当者)のでなんとかしてくれという総務部との交渉に始まり、それなら5社紹介するから自分で聞いてみてとボールを投げられ、かたっぱしから問い合わせを入れる騒ぎになった。
電話を入れて希望を伝え、送られてきた図面を見ながら物件のレビューや周辺状況を調べ、疑問点を電話で問い合わせ・・・
という連絡大会が桜咲き乱れる河畔にたどりつく前から始まった。
別業者に乗り換えたとたん、いくつもの物件が出てきたが、さすがに明日入居できるものは少なく、1週間から10日待ってという話ばかり。
そのうえレビューを調べると、近所に若者に大人気のレストランがあって深夜まで騒ぐ声が聞こえるとか、廊下にマリファナの煙が充満してるとか、穏やかじゃない情報も入ってくる。
これでいいかと思えるアパートには出会ったが、最初の物件にすでに支払い済みだったペット料金(300ドル)をポンコツ担当者がちゃんと返してくれるのか問題や、役所の総務から最終的OKもらえるか問題など、クリアするのに半日かかった。
ここにさんざん書いてきたことだが、アメリカの労働品質はバラつきが大きく、やる気のないやつ、意地悪なやつ(今回のポンコツは両方を兼ね備えていた)に当たるとジゴクを見る。
ようやく決めたアパートも、入居してみればとんだ地雷という可能性はあるが、命まで取られるわけじゃなし、元気に行こうぜ!
ま、元気なペニーさえいてくれたら後はなんでもってのもあるし。
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