バーモントからすっかりワイルドになって帰ってきたペニーは、リハビリ(笑)の成果あってかまずまず落ち着いて歩けるようになった。
ただし、かなり熱心に地面を嗅ぐクセは抜けていない。
草地に入った瞬間、鼻をこすりつけるようにしてくんくん。
「ようにして」じゃなく、リアルにこすりつけながら移動。
この行動、以前はそれほどでもなかった。
くんくん。くんくんくん。
介添え人が入っていけない藪だろうが植え込みの中だろうが、お構いなしでぐいぐい突っ込んでいく。
目的は、小動物の痕跡と他の子のオシッコさがしと思われ。
ペニーは去年うちへ来たときからオスなみのマーキング行動があったが、バーモントでその本能に磨きをかけてきたようだ。
くんくんしながら、要所要所におしっこを残していく姿を見ながら思い出したのは、この子の室内トイレ訓練のこと。
さんざん苦労をかけたにもかかわらず、室内でスムーズに済ませられるようにはなれなかった。
結局それというのは、マーキング本能が強いあまり、「無駄におしっこするもんか」と固く思い定めているからだろう。
排泄欲求に忠実になることができず、縄張り主張という別の欲求を優先させている。
そんなもんちっともお前のためになってないよー
と言いたいんだが、こればっかりはね。
本能といえば、ペニーさんはこんな動きをするようになった。
ガウガウいいながらわたしの脚にからんでくる。映像では見にくいが、白い歯をむいて吠え掛かってくる。
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突然わたしのことが嫌いになったわけではなく、こっちが突然走り出すと興奮してハンターのような動きになるのだ。
必ずというのではなく、スイッチが入らなければわたしの横で落ち着いて走っている。
どっちにしてもペニーにとっては格好のストレス発散だし、わたしにとってもいい運動なので、散歩のたび楽しんでいる。
防寒着で走ると一気に体温が上がり、発汗した背中がキモチワルくはあるが、それでいいんだよね?
というナゾの問いかけ。
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