Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

片腕のないモデルさん

ペロトンはトレーニングウエアなどのアイテムを幅広く売っているが、オンラインショップへ行くと「あっ」と思わされる。

サイトの中身が変わっていて「あっ」とならなかった場合に備えてきょう現在の写真を貼りつけておく。このモデルさんがいろんなウエアを着て登場しているのだ。

彼の明るい表情を見ていると、片腕のないことなんて髪の毛や目の色のちがいくらいでしかないよ・・・という気持ちが伝わってくるようだ。

アメリカがこういうふうに明るく軽やかに見えるのは、かれらが新境地へ踏み出す勇気をじゅうぶんに持っているからではないか。

どこへ踏み出すのかって?

ひとつにはより多様性のある社会だろう。本屋でも感じたことだが、アメリカの教育には多様性を尊重し、そこから生まれるパワーを社会にいかそうとする発想が組み込まれている気がする。

日本で片腕のないモデルを前面に押し出したら、「大胆なこころみ」とかいって良くも悪くも色物あつかいする流れになりそう。同質性の高い集団だからしょうがないんだけど、時代はどんどん先へ進んでいき、追いかけるのがタイヘンって感じかなあ。

なお、この隻腕のモデルはモデルさんではなく、からだに障害のあるひとたち向けのトレーニング法を開発する専門家としてペロトン社に加わったローガン・オルドリッジというアスリート。よって彼のモデルとしての露出は、ペロトンの「新商品」プロモーションと見ることができるわけだが、そうであったとしてもアメリカ人が新境地へ踏み出すときのカラリとした明るさ、多様性を尊ぶ気分を感じさせるのにじゅうぶんな風景ではないだろうか。

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