Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

またトラの悲しさ

世も末じゃ~と嘆いてみたわけだが、世界情勢という意味では日本の政治がどうなろうと影響は微々たるもの。なんといってもヤバイのはアメリカ。もしトラ(もしもトランプが再選されたら)から始まり、今では「またトラ」が普通に語られている。

そうなったら世界はもっともっと悪い方向へ進むだろう。あのならず者に大統領を一回やらせただけで国際社会はずいぶんすさんだ。アメリカですら独裁志向のリーダーなんだからと自信つけまくりのプーチン・習近平が独裁色を強め、そのぶん高まった国民の不満を抑え込むためいよいよ乱暴な態度をとるようになった。

すさんだ空気はどんどん広がり、ハマスやネタニヤフやイランやヒズボラが勢いづき、ミサイルが飛び交っている。

「またトラ」世界で、トランプの威力は前回を上まわるだろう。悪知恵がパワーアップしているからだ。日本もいろいろ覚悟したほうがいい。軍事的には万一の場合にそなえて日米安保条約があるが、トランプのアメリカがどう出るか、誰にも予測できない。

連邦政府に勤める役人どもも、うんざり顔。トランプ政権下ではトランプ個人への忠誠を求められるからだ。公務員は誰に忠誠を誓うと思う?大統領じゃない。国民でもない。公務員が忠誠を誓うのは合衆国憲法だ。法治国家とは、指導者も国民も役人もすべてが法律に従って行動し、法あればこそ秩序が守られる。ところがトランプはホーチコッカとかめんどくさいことはどうでもいい「オレに忠誠を誓え!」なヤクザ体質だから、そういう悪臭に満ちた黒い風が上から吹きつけるようになったら、妻のように正義感の強い役人はどんどん辞めて行くかもしれない。そうやって政府をぶっこわすのがトランプの目的なんだけどね。

そんな「またトラ」の到来に待ったをかけられるのは誰だ。バイデン?そりゃ選挙は何がおきるかわからないけどさ、任期中に90歳を越えるおじいちゃんが生臭さ全開のヤクザに勝てる確率ってのは・・・

という終末気分に包まれたアメリカで、反トランプの最大勢力とされるのがトランプ嫌いで知られるテイラー・スウィフトといわれている。彼女は、自分が嫌いなヒラリーが対抗馬だったときは動かなかったが、バイデンは好き(ってのもどうしたもんだかなあ)らしく、いずれ反トランプのノロシを上げるのではと期待されてはいるんだが、そもそもなんでバイデンなんだってところでアメリカ政治終わってすぎで悲しいよ。

まあアメリカはね、大嘘つきで差別主義の犯罪者をリーダーにしたいひとが多いんだから勝手に自滅しろって話だが、世界のみんなの苦労が目に見えてるからねえ。なんか気の休まる話ないかねえ・・・

知ーらない・・・

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