Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

ネジを斜めに力づくで押し込むのはやめてくれ

この庭にペニーはかなり慣れてきた。いろんな草木のにおいのほか、茂みに隠れたトカゲやカエルのにおいに以前ほどは反応しなくなった。それまでは、珍しい生き物を見るたび全力で近寄っていく癖があり、毒蛇相手にそれをやられるとたいへんまずい。

でも最近は、日のある時間帯にはノンリーシュで思う存分駆け回ってもらっている。まあまあ大丈夫だろうと。もちろん1号2号が目を離すことは絶対にないけど。

ペニーですらこのような進歩を見せるなか、人間のほうはどうか。

今日はナンバープレートを装着する役所へ行ってきた。延々とドライブする拙者の脳裏をかすめていったのは「着いてみたらナンバーが出来上がっていなかった」系のガッカリ展開で、無事そのとおりの展開となった。出来ているというから来たのに、出来てないよと平然とのたまう職員。途上国あるある。まあアメリカでもヨーロッパでもよくあることなので、慌てず騒がずにこやかな表情を保って待つことに。

他の車両がどんどんナンバーをつけてもらって去って行くのを横目で見ながら1時間と10分、ようやくナンバープレートが出てきたわけだが、そこからがまたマズかった。

まず、車体側についているネジ穴に合わせてプレートに穴を開けるのだが、そのための印をボールペンでつける手もとを見ながら拙者思ったよ。

「こりゃズレるな・・・」

印をつけたプレートにドリルを突き立ててうぃ~ん。アルミ製のプレートだから簡単に穴が開く。

それを車体に取り付けるわけだが、プレート側のふたつの穴の間隔が車体側のそれより狭いため、2個目のネジが入って行かない。プレートの穴を開けなおしてくれればすっきり入るんだがなぁ・・・という期待むなしく、おっちゃんはネジを斜めに力づくでぐいぐい押し込み、一丁あがりにしてしまった。

これだと車体側の穴が無駄に広がり、あとで色々問題になるような。まあこうゆうのもも「あるある」のひとつだわと言葉を飲み込みつつ、この教訓をいかして2枚目のプレートはちゃんとつけてよねと祈る。

だがそれは天には届かなかったらしく、2枚目の穴もずれていた。「学習効果ってものはないんかい」をラオス語でどう言うのか考えていたら、急に希望のもてる展開に。おっちゃんたらネジを斜めに押し込むのではなく、プレートの穴をちょっとだけ広げて位置を合わせる作戦に転じてくれたではないかああああっ。うれしいいいいっ。

そんなわけで我が家のRAV4ちゃん、ようやく一人前のクルマになってくれた。これでビエンチャン市街に出られるし、国境を越えてタイにも行ける。これからも頑張って地道に生きていこう。

ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。

にほんブログ村 海外生活ブログへ

アジアランキング