Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

初めてのラオス観光ウフッ

「山」という漢字はここで生まれたのか!

なんて思っちゃったりしたのは、2時間足らずのドライブで到着したヴァンヴィエン(バンビエン)という村。峩々たる山々に縁どられ、その大自然を満喫するため多くのひとが空まで昇ってしまうラオス有数の観光地だ。

高所恐怖のある妻が恐る恐る空を見上げるなか、わたしたちは宿に着いた。ペットと泊まれる宿が非常に少ないラオスでは貴重な一軒。ドイツ人が経営し、熊とベルリンをかけたベアリンという名がつけられた。

コテージは(全部がそうなのかは知らないが)テレビや冷蔵庫のない簡素なもので、冷蔵庫はいざ知らず、旅先でテレビを観る習慣のないわたしたちにとって困りごとではない。

象さんがお迎え

というか、騒々しいテレビではなく小鳥のさえずりに耳を傾けるのが自然豊かなヴァンヴィエンでの過ごし方という気もする。ちなみに冒頭の「山」写真は、このホテルの庭から撮ったもので、そこからはちょっと距離のあるわたしたちのコテージは一泊税込み50ドル弱だった。

ヴァンヴィエンの呼び物のひとつは、澄んだ水が青く光る「ブルーラグーン」。

ここは人種の博覧会ってほどいろんな地域からの客が揃っているが、白人にはバックパック系の若者が多く、安くてワイルドな東南アジアの旅を満喫している様子。めっちゃビール飲んでは冷たい水に飛び込むのを見ていると、少しひやひやしてしまうが。

ヴァンヴィエンには、トラックタイヤのチューブにつかまって延々と川を下っていくレジャーが昔から人気。下るにつれ岸辺に頻々と現れるバーに立ち寄っては酒をかっくらい、また下ってはかっくらい、アルコール以外のヤヴァイものもキメながら下っていくというリアルワイルドな世界があり、バックパッカー系の最高の楽しみだと聞いている。

わたしは若いころでもそういう刺激を求めるタイプじゃなく、むしろ路上をのんびり闊歩する牛さんに黄色い声をあげるほうだったから、ヴァンヴィエンのそっちの側面がとても気に入った。

水牛が畔の草をのんびりと食(は)む、米作民族の原風景。ホテルのなかにはテラスが一面の水田に面している農村リゾートもあるそうで、ぜひそっちも体験してみたいが、値段が高いだけじゃなくペット不可だからちょっとなあ。

それはともかく、田んぼと岩山。これは最高。

ビエンチャン駐在さんのなかにはここが気に入って週末ごとに通うひともいるという。うちはそこまではしないが、またすぐに来てもいいと思う。

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