Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

「ママちゃん」との接触

ペニーの回復は順調に見える。連打を着実に伸ばし、食欲・運動量ともに申し分なし。食事はまだご飯+チキンの「リセット食」がベースだが、腸にやさしい缶詰やサプリを混ぜながら、ゆっくりドッグフードに戻っていく予定。

こういう手当をしながら「過保護やなあ」と思うことがあるのは、ラオスにいくらでもいる野犬のことがいつも頭にあるから。

たとえばこの子は、いつも行くスーパーマーケットの周辺でよく見かける。

おとなしくて優しげ。店舗前のワゴン販売のスタッフなどからたまに食べ物をもらっている様子で、栄養状態はさほど悪くないと思われるが、いつも腹をすかしていることは間違いないだろう。

この子のことが念頭にあり、クルマにドッグフードを積んでおくようにした数日後、チャンスが訪れた。

勝手に「ママちゃん」と名付けたこの子は、エサを持って近づいてくるわたしを少し警戒したものの、すぐに意図を察して踏みとどまってくれた。野犬は食べ物だけでなく清潔な水へのアクセスが悪いので、小さな容器に汲んだ水も差しだす。こんなことママちゃんの365日のうちでは一瞬の出来事に過ぎないわけだが、当方としてはできることをやるだけ。

―― 少しは役に立ててよかったなぁ。

いい気持ちになった翌日、ちょっと苦い経験をしてしまったのだが、それについてはあらためて。

みなさま、よきクリスマスを。

暖かさを誰かと共有する日になりますように。

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