上空からタイの秘境?を目撃しながら、バンコクに到着。
行き先がバンコク市内だったら楽なんだけど、めざす保養地ホアヒンまでは230kmある。
昼間、バンコクの渋滞をかいくぐっての移動は3時間半から4時間かかる。安いのはバスだが5時間は覚悟すべきなので、わたしたちはタクシーをチョイス。2900バーツ(80ドル)は安いよね。
ただしタクシーの旅は、ドライバーしだいで快適性が大きく変わる。今回はめっちゃ飛ばす運転手で、1秒でも早く着かないと死んじゃうのかってほどセカセカしている。高速道路なのに車間距離5メートル。右へ左へと車線を変え、マーフィーの法則で後れをとると、また必死になって取り返そうとする。あとこれはタイの運転あるあるなんだけど、渋滞が始まるやいなや左端の緊急車両レーンに入ってずんずん前に行こうとする。どうせ行く先で走行車線にもどるわけだし、そのせいでまた渋滞が悪化するというダメダメ行為なんだけど、それを全力でやってみせる。
てなこと言いながらもわたしは1時間半ぐらいはウトウトして少しは疲れが取れたが、つまは緊張感でおめめギンギン、ホアヒンに着いたときはふらふら。必要なのは体力。タイ旅行だけに・・・
今回のお泊りはケープニトラーというホテルで、2020年2月いらい二度目。
2020年2月といえばアレですよ、「中国で変な病気がはやってるらしい」とコロナが話題になり始めていたころ。1月末、イスタンブール発トルコ航空の機内食に当たり、ボロボロになってバンコク着。それから何をどうしたのか記憶がないほど苦労してこのホテルにたどり着き、数日間ひたすら回復につとめたヒゲキの現場なのである。
今度こそ通常の目的で滞在したいケープニトラー。前回と違ってプール付きの部屋にしてみたぜい。
北向きで日光が当たらず、季節もあって水は冷たく、ほとんど利用できんけどな(笑)
初日の夕食をとりにマーケットビレッジという市場のようなイベント空間のようなところへ行く。妻はどうしたことかパパイヤサラダが大好きで、いの一番に頼んでいた。サラダ屋さんは、石臼に材料を入れてごにょごにょ。
作ったばかりのパパイヤサラダは素材がパキパキ。「うっわ、おいしいねえ~」と目を輝かせる妻は、このとき密かに心に期すものがあり、それは壮大なる体験ツアーへとつながっていくのであーる。
それはそれとしてだな、タイの屋台メシめぐりは楽しい。イカ焼きはさあ、やっぱりシンプルに醤油がいいねなどと言いながら仕事がはかどる。今回のタイ旅行はじわじわくる体験を重ねているので、ぼちぼち紹介していきたい。
ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。