仕事おさめから新年へと気ぜわしく押し詰まっていく日本と違い、4月に正月が来るラオスは通常営業中。このため「クリスマスはこうだった」なんていう話題がまだ古臭くなっていない。
ラオスに「ビアラオ」というビールがあり、日本でもじわじわ人気が高まっているというんだが、聞いたことある?拙者当地でビアラオを味わうなりファンになり、基本的にこれで済ましています。おいしさの理由は原料に高級米ジャスミンライスを使っていること。飲みくちさっぱりで、コクと香ばしさがふわりと立ち上がってくる。
で、「クリスマスはビアラオ飲み比べだぁ」と妻が言ったので24日はビアラオ記念日。
これでだいたい全種類かな。普段はわたしが小瓶1本、妻が半分飲めばお腹いっぱいなるところ、妻は「今日はいいの。じゃんじゃん開けて比べるの」と、飲み残しが出ることを気にしていない模様。なんかイベントがしたかったんだね。
ビアラオのお供はクリスマスらしくお好み焼きで。小エビだの揚げ玉だの具には事欠かないが、唯一紅しょうがだけが手に入らず、ピンク色のガリを細かく刻んでタネに入れた。
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ビアラオは、「ブラインドだったら差がわからねえ」な飲み比べあるあるを交えながら進行し、なんとなく特徴が飲み込めたわけだが、やや変化球ながら熱くオススメしたいのが黒い「ダーク」。
黒ビールは「美味しいけどクセ強」ってのが普通だけど、ビアラオの黒はコクこそしっかりあるものの、味わいがすっきりしており、個人的には世界最高の黒。
とはいえ普段づかいとしてはベーシックなやつ(最初の写真の左端)が一番かな。お安いくせに、誰にでも好かれる一本。ラオス唯一のビール「ビアラオ」に出会うことがあったら、ぜひどうぞ!
12月、日没後に風が出ると肌寒いほどの過ごしやすさが嬉しい。妻は余ってもいいの!と言っていたが、もったいない教徒のわたしはついつい・・・
そんなふうにして暮れたクリスマスイブでありました。
みなさまよいお年を!
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