Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

旅行

8月のドイツその1 アーヘン大聖堂は異世界への入り口

平城京(奈良)の終わりごろからある教会がほんとに古すぎて笑ってしまった。 ドイツのベルギー国境近くにあるアーヘンは、ローマ時代から温泉地として開かれた街だというが、ぱっと見たところ市内に温泉旅館はなかった(郊外にスゴイのがあるのだそう)。 …

北フランス、リールの散歩

いきなりこんな写真を出すと・・・ どこのテーマパークやと言われそうなので、もちょっと広くすると・・・ 工事現場がリアルな街、リールというところへやってきた。 リールは北フランス、ベルギーとの国境地帯にあり、ブリュッセルから1時間半ほど。 この…

オランダでの戦利品

オランダを皮切りにフランス・ドイツとちょこまか動き回っているのだが、ブログの処理速度に問題があってなかなか消化できず、オランダで買ってきたもののまとめすら終わっていない。 家に持ち帰った戦利品を吟味しながらシミジミ思ったことがあったのだがそ…

うっかり給油しようもんなら

ガソリンをめぐるヒゲキを二度経験した。 最初はオランダからの帰路、デルフトを出発した直後にガソリンタンクがいい感じになっていたので、高速道路のサービスエリアで給油した。 レンタカーを借りて以来はじめての給油、すなわちヨーロッパへ来てはじめて…

ちょっとフランスへ

わんこの不安をとりのぞく魔法のジャケット、なんていったら一気に胡散臭くなるが、まあそのようなものがあったので試してみた。 サンダーシャツ Thundershirts という、サポーターのようにして胴体に巻きつけるもの。 胴体をいくぶんか締めることにより、不…

ペニーさん転落の危機 in デルフト

ライデン散歩を早々に切り上げ、また来ようね~とかいいながらデルフトの街をめざす。 デルフトはブリュッセルへの帰り道を30分ほど行ったところにある。 あとで少し触れるがオランダの由緒ある古都であり、今は観光で栄えている。 ここも運河がチャームポ…

運河の街ライデン、ここが気に入った

ライデンの魅力についてはあらためてと言ったものの、午後遅く到着、翌日昼すぎには移動という瞬間滞在だったため、ちゃんと観光したわけじゃない。 なんで頑張らなかったのかというと、またいつでも来られるから。 オランダは小さな村をふくめてあちこち歩…

ライデン、おすすめのホテル(およびちょっと得した件)

ライデンに来ている。 シーボルトハウスで展示中の絵に現代日本のポップカルチャーの源流を見た!と騒いだあと、現代ヨーロッパ絵画の根っこのような風景を目にした。 運河に浮かぶ蓮と空と雲。それらがさざ波によって融合するこの感じ、どこかで見たことあ…

シーボルトハウスで驚きの出会い

オランダのライデンへ来た。 この投稿をInstagramで見る ふたりづれ(@sumebamiyaco2019)がシェアした投稿 ビールばっか飲んでたわけじゃなく、ブンカテキな行為もした。 この街には幕末日本で活躍したシーボルト先生の旧宅「シーボルトハウス」があり、こ…

一路、オランダへ

朝10時、それじゃあ旅に出るべえとなって一泊ぶんの支度を済ませ、正午ころクルマで北に向かった。 ブリュッセル市内をちょろちょろ走っているぶんにはさほど気にならないが、こっちのドライバーは荒っぽい。 車線変更するとき、他車のすぐ目の前に入って…

ペニーには濃厚チーズ、人間には・・・

獣医さんから尿路感染症のクスリとともにもらってきたのは虫除け。 背中に塗るやつより効き目がたかく長持ちするという飲み薬。 ペニーにクスリを飲ませるときは必ずおいしいものにくるんでお出しするようにしているが、なんといってもチーズが大好物で、こ…

ありがとうANA

なんでだろう、雨でもないのに立っていられないほど体が重い。 こういうときは明るい光をこころに差し込ませよう。 過日ANAからメールがあり、大事な要件で何度か電話したが連絡とれないので返信くれる?という内容だった。 ちょいとビビりながら電話した…

巨大病院で彼女が見たものは

期せずして再度ルーベンを訪ねることになった。 電車で30分、東京駅から羽田空港ほどの距離感だから気軽に出かけられはするのだが、ベルギーの鉄道のいい加減さには泣かされる。 20分遅れになった電車を辛抱強く待っていたら、いつの間にかキャンセルと…

女性たちが起こした奇跡

オソロシイことが起きている。 ブリュッセルに来てからひと月が経過した。 ここでの妻の任期は2年。たった24ヶ月のうちすでに1ヶ月を消化してしまったという事実にビビらされている。 ヨーロッパを存分に楽しもうと思って乗り込んできたのに、こんなスピ…

世界一ケチなブランドチョコの買い方

マーケットを荒らしまわった日曜の夕方、わたしたちはついに旧市街へと繰り出した。 王宮のある新市街から旧市街への道は下り坂の連続で、高低差は60~70メートルあるように思えた。 あとで地図を見たら、王宮は丘の上(戦略上有利)、庶民が暮らす旧市…

とんでもない判断ミス

ブリュッセル到着早々に「時差ボケのほか蓄積した疲労とあちこちの痛みのせいでふらふら」などと弱虫なことを書いてしまったが、残念ながらこれが現実。 どうしてこんなんなっちゃったのか。 アメリカ東海岸との時差わずか6時間なのにこの疲労感はなんだ。 …

フリーダム系の乗客にヤラれながら

ペニーが無事ブリュッセル入りする一方で、飼い主2名も元気に到着した。 いやそりゃウソだな。ちっとも元気じゃなかった。 その理由はもちろん機内にあった。 ユナイテッド航空950便はかなり空いていた。座席は3割ほどしか埋まっておらず、これなら静か…

全日空、コロナとかく戦えり

コロナとは関係ないが、たしか2~3年前につくられたANAの機内ビデオは面白い。 実写とアニメをうまく使い分け、アハハそりゃそうだわなあと思わせてくれる。 ビデオは楽しくとも、今回も機内の風景は淋しかった。 ワシントン・ダレス空港行きのNH10…

渋谷「高級ホテル」異変

コロナのせいで何もかもが変なことになっている。 渋谷で一番高級とされているセルリアンタワー東急ホテルの、エグゼクティブフロアの客室がだよ、とんでもないバーゲンプライスになっていた。 値段はさておき、どんな部屋かというと・・・ インテリアやアメ…

黒人いじめ

ダッカ発の数日前、妻の知り合いのアメリカ人Fさんから届いたメッセージの内容は、けっこうぶっ飛んでいた。 「コロナ陰性証明書、コピーを10通は持っていったほうがいいよ!」 なんじゃそりゃ。 彼は休暇でモルジブへ向かっており、ダッカ空港で出国手続…

2021年2月9日、帰国者が体験したPCR検査とその後

コロナに対応してなんとかビジネスを続けようという企業のがんばりを目の当たりにして、ほろりとなった。 とりあえずドバイ空港を出発。 午前0時すぎ、エミレーツ航空のチェックインカウンターでコロナ陰性証明を見せると同時に、日本政府のオンライン質問…

タカはすごく可愛かったけれど

砂漠リゾート「アルマハ」の有料アトラクションには手を出さないわたしたちが、Wild Life Drive のほかに参加したのは鷹狩りショーだった。 午前7時、地平線が赤くそまるころ、ホテル下の砂ッ原に集合。 4人のスタッフがそれぞれ面倒を見ている子の技を披…

突然はじまった特別大サービス

わたしは砂漠気候というものにどっぷりひたった経験がなく、抱いていたイメージといえば砂嵐に遭遇すると口のなかもパンツのなかもざらざらになるとか、昼夜の寒暖差がスゴイとかせいぜいそんなものだったのが、このたび新鮮な発見をした。 砂漠は清潔なのだ…

砂漠で目にした意外な光景

砂漠リゾート「アルマハ」には各種の体験が用意されており、出不精なわたしたちは重い腰を上げて Wild Life Drive に参加した。 クルマ1台に1グループのみ乗車だから、コロナのこともあまり気にせずに済む。 野生動物といってもアフリカのサファリのように…

砂漠の高級リゾート「アルマハ」in ドバイ

砂まみれのBMWが到着したのは、砂漠のただなかにこんもりと茂るオアシスだった。 そこに開かれたアルマハリゾート Al Maha, a Luxury Collection Desert Resort & Spa, Dubai という宿、ざっとした雰囲気はサイトをご参照。 3ベッドルームのプレシデンシ…

「ほんとのドバイ」ってなに?

ドバイへ来た目的は、2年間のダッカ勤務をがんばり抜いた妻(および彼女を支えたことになっているわたし)へのご褒美旅行。 目的地は空港から1時間ほどの距離にあり、地図で見ると砂漠のど真ん中。そんなところでどうやって過ごすのか、砂地のうえでキャン…

謎のエミレーツ航空ビジネスクラス

ダッカを発つのはいつも夜中の便で、朝というのは初めてだった。 早朝からカオスが絶好調な空港に着き、ビルに入るときの荷物検査でソニッケアの歯ブラシが怪しいといってスーツケースを開けられる波乱のスタートとなったが、その後は順調に進み、わたしたち…

逃してしまったチャンス

今から3日しか楽しめない「時計」がある。 史上最悪の米国大統領がホワイトハウスから去るまでのカウントダウン。 アメリカを愛さず、人間を愛さず、あるのは巨大な自己愛のみ、自分を大きく見せるための嘘を愛し、恥を知らないトランプのことだから、常人…