Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

とんでもない判断ミス

ブリュッセル到着早々に「時差ボケのほか蓄積した疲労とあちこちの痛みのせいでふらふら」などと弱虫なことを書いてしまったが、残念ながらこれが現実。

どうしてこんなんなっちゃったのか。

アメリカ東海岸との時差わずか6時間なのにこの疲労感はなんだ。

それはやっぱりスタミナ切れで着いたからだろう。

なんたって扱った荷物の量がしゅごかった。

アメリカから先に送り出した航空貨物が百数十キロ。送るものを選定し、引越し業者のいい加減な梱包のせいで泣きを見ることのないようなるべく自前で箱詰めするだけで夫婦ともどもけっこうくたびれた。

手荷物の荷造りにも睡眠時間を削ることになった。

スーツケースは重量制限23キロぎりぎりのが4個。

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これは空港でチェックインしたらサヨナラだけど、機内持ち込みのほうがすごかった。

ユナイテッドの国際線は「リュックサック+バッグ1個」を許しており、バッグのほうには重量制限がなく、引越し民としては泣いて喜ぶべきところだが、わたしたちはこれのせいで泥沼にはまった。

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リュック2個とバッグ2個でおよそ50キロにはなってたんじゃないかな。そこにペニー(8キロ程度)を足して総量60キロの民族大移動パック。

最大の問題は、これを搭乗ゲートまでカート無しで運んだこと。

成田空港では(羽田空港でも?)出国手続き後、搭乗ゲートまでの移動に使える手押しカートがあるが、ワシントン・ダレス国際空港にはそんなものなし。

多くの乗客がコロコロつきのキャリーケースを引いてスタスタ行ってしまうなか、40キロちかい荷物に体がひしゃげそうになったわたしは98歳老人なみのスピード。

ペニーを揺らさないよう体から離してホールドすると全身に余分な力がかかり、筋肉という筋肉、関節という関節がギシギシと鳴く。

しかも今回の搭乗ゲートは一番遠いやつで、計ったわけじゃないけど800~1000メートルは移動したんじゃないかな。

何か所かに動く歩道はあれど、最近のまともな空港ほどには整備されてなくて、あまり助けにならない。意地悪な上り坂も2か所あった。

つくづくユーザーフレンドリーじゃないダレス空港を恨むと同時に、コロコロケースにしなかった自分たちの判断を恨みまくった。

てかそれ以前に、荷物が多すぎた。

去年8か月にわたったコロナ退避生活でたまったもののうち、かなりを捨てたり寄付したりしたつもりだったが、もっと大胆に捨てるべきだった。

「もったいない」精神に支配されすぎぬよう、荷物が軽っかるになるまで捨てまくるべきだった。

その判断を鈍らせたのはコロナで、ベルギー入国後10日間の自主隔離中の不便さを考えて、ついあれもこれもとなってしまった。

そんなわけで、到着から3日目になっても肘や足に痛みを感じたり、首肩にイヤな凝りがあったりと、隠れ外科病棟状態。

あ、首の凝りはホテルの枕がまったく合わないからだろう。買いに行きたいのはやまやまなんだが自主隔離がねえ・・・ 

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ペニーは元気だよ。

昨日までは旅行のストレスだと思われる抜け毛が多かったけど、今日はいい感じ。

ただ雨が多くて・・・

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