ライデンの魅力についてはあらためてと言ったものの、午後遅く到着、翌日昼すぎには移動という瞬間滞在だったため、ちゃんと観光したわけじゃない。
なんで頑張らなかったのかというと、またいつでも来られるから。
オランダは小さな村をふくめてあちこち歩いてみたく、ライデンはその通過点になりそう。日本やアメリカから来ていたらもそっとネジ巻いて観光するところ、ついつい行動なユルくなってしまう。
これがヨーロッパの贅沢というものでありますな。
そういうわけでライデンをそぞろ歩きしながら気に入った景色をご紹介。
なんといっても運河の街だから、水際が美しく楽しげ。お茶一杯をいただくにしても、こんな場所だったら価値3倍。
ちなみに客席は橋の上にも置かれている。
水面は季節によって時間によって街の表情を変化させる魔法のツール。
De Heere Regeert 「主は君臨する」号は、どこまで行ける船なのか。ほんの数キロ先の北海へ出て、荒波をかきわけたりするのだろうか。
運河ばかりでなく、ふと入り込んだ路地がとてつもなく魅力的だったりする。
大都会とちがって路上にゴミなど落ちておらず(ライデンは人口11万)、やたらに花が多く、街への愛の強さが感じられる。
また、繁華街ぽくないところに中華料理店があったりして、ぜんたいにテンション低めなところが好ましい。
あ、日本人が経営する寿司屋さんラーメン屋さんあります(入ってない)。
ちなみに日本学で知られるライデン大学は16世紀設立、オランダ最古かつ最高レベルの大学で、学部・大学院ともに英語プログラムが多く、外国人にも学位がとりやすいってんですけど検討してみます?
こんな素敵な街に住めますよ。
ホテル(デアウデ モルシュ)について紹介し忘れたのが朝食の件。
おひとりさま14ユーロでこんなもんだから量はたいしたことないが、そこそこいい材料を使っており、美味しかった。
2ユーロ(×人数)追加すると部屋まで持ってきてくれるので、コロナのことなどを考えて頼んでみた。
ベッドでの朝食は突然アメリカ人になったみたいでおもしろい。妻はアメリカ人ですけど。
飲み物を選択できず(もしくはホテル側のミスで尋ねられなかった?)、うちは紅茶党なのにコーヒーを飲む羽目に。ホイップミルクたっぷりで美味しかったけど。
この朝食、ホテルのサイトから宿泊予約した場合はもっと安いらしいが、うちは今回 Hotels.com の無料宿泊特典を利用したので対象外。
こんな感じで観光アイデアの助けにはならないと思うけど、ライデンの雰囲気がちょっとでも伝われば。
ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。