Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

逃してしまったチャンス

今から3日しか楽しめない「時計」がある。

史上最悪の米国大統領がホワイトハウスから去るまでのカウントダウン。

アメリカを愛さず、人間を愛さず、あるのは巨大な自己愛のみ、自分を大きく見せるための嘘を愛し、恥を知らないトランプのことだから、常人には想像もつかない奇策を弄してホワイトハウスに居座ろうとするかもしれないし、バイデンとの「入れ違い」はかっこわるいからと早々に退散する可能性もあるが、ともかくあと3日の辛抱。クズをリーダーとして戴く悪夢の終わりまで。

 

一方で(←つながってないが)わたしたちのダッカ暮らしも残すところ2週間。

思い残すことはたくさんある。

テロから身を守るためダッカ市内を自由に移動できず、かといって田舎をのんびり旅行できるのかといえば国内旅行禁止。コロナ以前から自宅隔離みたいな生活で、バングラデシュの素顔を見ることは叶わなかった。

そのぶん近隣国への旅行を計画していた。

カンボジアやラオス、ミャンマーなど東南アジア諸国歴訪の野望と同時に、ひときわ楽しみにしていた場所がある。

 

スリランカ。 

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紅茶オタクのわたしたち(単なる紅茶好きの意)にとっての聖地にして、独特の自然といにしえのインド洋交易の残り香が味わえる島。

 

ブータン。

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ダッカに赴任したアメリカ人が口を揃えて「行くべし!」と語る秘境国家。つい20年ほど前まで国内テレビ放送がなかった国のひとたちがどんな表情で暮らしているのか。

 

そして20年前、新婚旅行で身を浸したモルジブの海。

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贅沢リゾートの代名詞だが、激務にくたびれ果てた妻のリフレッシュ手段としてはお安いものだと思っていた。

 

そんなこんなで

「残り1年の任期で全部まわるぞー!」

と張り切って迎えた2020年、すべてがひっくり返った。

ここまで命も職も失わずに来れたことに渾身の感謝を捧げる一方、旅の喪失は残念でならない。

わたしたちはモノではなく体験にお金をかける暮らしを選んでいるので、この状況はチトつらい。

 

で、ちょっと考えてるんだが・・・

今からモルジブって行けないかな。

こんなとき誰があんなところへと思うかもしれないが、モルジブはいま一泊100万円以上のバカっ高いところが軒並み売り切れになっており、おそらくアラブの石油リッチあたりが気づまりなコロナ生活から逃れてきて長期滞在してるんじゃないかと。

コテージ暮らしで食事もルームサービスだったら、そりゃまあ安全だろう。

庶民が背伸びして泊まるレベルのリゾートでも、客がコロナ発症したら首都マーレの病院までちゃんと送り届ける・・・と多くが説明している。

モルジブへの旅行自体がリスクというのはいうまでもないことだが、バングラデシュ人運転手のクルマで買い物に行くのとどこが違うのかってのはあるよね。

みなさんならこういうときどうします?

【補足】舌っ足らずでした。モルジブへ行く場合、ダッカへは戻らず、そのまま日本またはアメリカへ向かう前提。日本へ行くにしても中東経由とかヘンなルートになりそうだが(笑)

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