Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

1号右ひじに違和感、故障者リスト入り

けさのブリュッセルは肌寒くってかもう冬?な天気だった。 おまけに雨で、これがペニーさんにはことのほか気に食わなかったようで、普段はピンと立てている尻尾を垂らし、動こうともしない。 最初のころは無類の雨ぎらいだったのが、このごろは慣れてきたの…

9月のドイツその14 ドイツにある「第二のローマ」とは

わたしのなかでドイツというのは、表現がたいへん乱暴で申し訳ないが「ヨーロッパのど田舎」という位置づけ。 キーワードはローマ文明。 ローマ帝国は、紀元頃までにガリア(フランス)、イスパニア(スペイン)、ブリタニア(イングランド)までを征服して…

肩にミツバチを飼う研究者

みなさん、アメリカがマツダを認めましたよー。 コンシュマーリポートという権威ある情報誌が発表した「最良のクルマをつくるブランド」ランキングの2021年版で、マツダが初めての首位に立ちました。ブラボー。4月の話だけどね。 このランキングは、各…

9月のドイツその13 RちゃんからMちゃんへの浮気行脚

ローテンブルクや古城ホテルのあるロマンチック街道かいわいを離れて、西へ。 脱輪じゃねーぞ なーんもねえ農道を3時間走ってたどり着いたのがドイツ三大名城にかぞえられるハイデルベルク城。 入場料を払ってじっくり見学するのは次の機会に。というのはハ…

9月のドイツその12 これは日本人向きかも、な古城ホテル

ローテンブルクを発ち、予期せぬ面白さに満ちた野外博物館に寄ってから向かったのは今回の旅で2回目になる古城ホテルだった。 それはブルグ コルムベルク ホテルといい、前回のやつが城の廃墟に寄りそうスタイルだったのと比べ、こちらは中世以来の館がその…

そこはご先祖の地だった〜妻のドイツ人の血

ブレマーハーフェンでクルマを受け取った日、ペニーはドイツにおける棒投げ遊び事始めを体験した。 格安スーパーの駐車場は閑散とした時間帯で、妻の買い物を待つあいだを楽しく過ごしてもらった。 「ペニーさん、ドイツデビューだねえ」と言ってから気づい…

9月のドイツその11 ローマ人去って暗黒になっちゃったヨーロッパ

ローテンブルクでお金を使い果たし、サラダとパンで命をつなぐ車上生活者となったわたしたち。 実をいうとホテルには豪華な朝食があり、シェフであるオーナーが腕を振るう評判のメシだというのだが、ひとり20ユーロ(2600円)まで払ってドイツで勝負に…

9月のドイツその10 ローテンブルクのホテル・食事・ショッピング

ドイツ観光の目玉ともいえるローテンブルクについて薄暗い話をしてしまったが、だからといって観光地としての魅力が大きく損なわれるわけではなく、わたしたちも普通に滞在を楽しませてもらった。 わたしたちが2泊したホテルは、けっこう個性的で面白かった…

マイナンバーに困らされており

さいきん日本の銀行から「マイナンバー登録してね」という連絡がよくくる。 ただ口座を持っているだけならマイナンバーは不要だが、海外送金するときに必要になるという。送り主を確実に特定してマネーロンダリングを防ぐため。 わたし自身は近年そういう危…

9月のドイツその9 観光名所ローテンブルクの薄暗い過去

気ままなドライブ旅行でやってきたのがロマンティック街道の宝石と呼ばれるローテンブルク。 わたしはこの街を40年前に訪ねたことがあり、頭が悪いので詳しいことは覚えてはいないが、中世の面影が色濃く残るシブイ街、旧市街を取り巻く城壁が奇跡的にすべ…

9月のドイツその8 ドライブ旅行の醍醐味

ドライブ旅行はホテルで駐車料がかかったり、どんなにビールやワインが美味しそうでも運転中は飲めなかったりというデメリットに目をつぶれば、ペット連れで気楽に移動でき、そのときの気分でルートを決めたり足を停めたりというアドリブができて楽しい。 今…

9月のドイツその7 「ドイツ」っていつからそこにあるの?

ドイツはラインガウワインの名産地リューデスハイム アム・ラインで重度アル中患者のごとく酒を買いあさっていたわけではなく、ちゃんとメシも食ったし寝もしたし、それはそれでライン川沿いの旅としてはなかなかよかったのだが、その話をする前にブドウ畑の…

9月のドイツその6 人生を狂わせつつある夫婦?

王族ワイナリーで白ワイン5本・ロゼ1本という大規模買い付けを行ったあと、隣町リューデスハイム アム・ラインに宿をとった。 目抜き通りと呼べるものが1本だけのこじんまりした街で、むかしの姿がよく保たれている。 多くの都市では、こうした街区が「旧…

9月のドイツその5 王族ワイナリーで爆買い?!

北上するライン川が珍しく西進する箇所が優れたブドウを育てるボッパルダー・ハムといったが、西進する距離は3kmほどに過ぎず、ブドウ畑の規模はおのずと限られてくる。 一方、ラインをしばらくさかのぼると実に25kmにわたる西進箇所があり、しかもボ…

9月のドイツその4 古城ホテル

ライン川に沿って南下する旅、絶景のブドウ畑を見た日に泊まったのは、いわゆる古城ホテルだった。 ライン川沿いには中世以来の城がゴマンとあり、廃墟となったもの、よく保存されて見学できるもののほか、ホテルとして利用されているものが多い 今回は Roma…

9月のドイツその3 ライン河畔の絶景ブドウ畑

アンダーナハでライン川に触れた翌日、川沿いに南下してコブレンツに達し、古城までのケーブルカーを楽しみにしていたのだが、日曜日とあって人出が多すぎ、そもそもコロナ下でわたしたちが乗車できるかどうかわからなかったので、クルマで古城まで行ってみ…

新車でいきなり不具合かよ

ドイツ国内を走るクルマは、なんといってもドイツ車が多く、次いでフランス車。 日本車はどうかといえば、残念ながらそれほど多くは見かけない。 そんななか、日本のどのメーカーをよく目にするのかといえば(以下個人的な感想)、それはあの大トヨタさまで…

9月のドイツその2 だれも知らない街へ

残りの納豆をハムチーズパンに乗せて早めの昼食を済ませ・・・ 迫力ありすぎ? うちら納豆くさいねなどと言いながら向かったのはドイツはライン川のほとり Andernach アンダーナッハ という街。ブリュッセルからは290キロちょいのドライブだった。 アンダ…

やめときゃよかった?

おっはよー! な好天だったものだから洗車場へGO! 日本では路上での洗車が(たぶん今でも)禁止されていないと思うが、アメリカでわたしたちが住んでいたあたりやベルギーではご法度。 洗剤などに含まれる化学物質の拡散を防ぐことが目的で、洗車はしかる…

RAV4 が転落した深い落とし穴

今回買ったトヨタ RAV4 は、アメリカで製造され、ドイツに輸入されたもの。 この車体はアメリカの法規に合わせた仕様(ヘッドライトの明るさとかそういうの)でつくられていることから、アメリカへ持ち帰るときに話がカンタンというメリットがある。 なんで…

ペニーさん、無罪判決

ペニーの尿路感染症はあれからずいぶん時間たつも、治ったのかそうでないのかわからないまま過ごしてきた。 散歩中、とっくに膀胱は空なのに、しつこくおしっこをしたがる。そういうクセ(マーキング本能)がもとからある子なので、感染症による尿意かどうか…

ヨーロッパ、オワコンです。

新車を受け取るためドイツの港まで電車で行ったわけだが、電車の利用は出発1時間前に決まったこと。 それまではレンタカーで行く前提で準備していた。7月から2ヶ月間借りていたスズキを、ドイツで乗り捨てることにしていたからだ。 出発の1週間前、Europ…

9月のドイツその1 わんこに優しい宿

クルマを受け取るためにやってきたブレマーハーフェンは19世紀に港が開かれて以来、ドイツの貿易の中枢をにない、とくに輸入される自動車の大半(二百数十万台)がここで荷揚げされる。アメリカから来たうちのクルマは、この広大なヤードのどこかでひと月…

ペニーさん、興奮の初体験

またドイツへ行ったんだけど、その件は明日以降にまとめるとして、帰路に立ち寄ったルーベンの公園でのこと。 これ弥生時代の古墳っしょ(笑) Kessel-Lo Provincial Domain というこの公園は、広大な広場の中央にどう見ても人為的な小丘があり、わたしの目…

生まれて初めてのトヨタ

さんざん引っ張ってきた車種の件、タイトルのとおりトヨタでありました。 このダントツの大メーカーの車を買ったのは生まれ初めてで、まさかそれがヨーロッパで起きるとは思っていなかった。 RAV4 というアメリカでバカ売れしている車種のうち、中の上のグレ…

ポルシェにする?

クルマを引き取りにドイツの港へやってきた。ブレマーハーフェンというところで、ブリュッセルから電車を乗り継いで7時間。 乗り換え駅のケルンでは、駅前近くにわずかな草地を見つけてペニーの用事。大聖堂は外からお参り。 今日はブレマーハーフェンへの…

水やりどうすりゃいいんだ問題

わが家のハラペーニョが花を咲かせた。 8月上旬にタネを蒔いた子たちはまだまだ幼くて先が長いが、こっちは恐ろしいスピードで成長中。 その早さの理由は、アメリカ製の水耕栽培機。 ハラペーニョの背丈30センチ Aero Garden エアロガーデンというこの装…

76万円の自転車

わたしたちが暮らす界隈には移民の労働者階級が多く暮らし、通りにはいろんな言葉が飛び交い、活気があるといえばあるのだが、同時にかなり柄が悪い。 柄の悪いさについて手抜き無しに紹介しようと思えば、かなりバッチイ話を含んでしまい、当ブログのヒンイ…