ペニーの尿路感染症はあれからずいぶん時間たつも、治ったのかそうでないのかわからないまま過ごしてきた。
散歩中、とっくに膀胱は空なのに、しつこくおしっこをしたがる。そういうクセ(マーキング本能)がもとからある子なので、感染症による尿意かどうか見分けがつきにくい。
とにかく慢性化は避けたいので、ふたたび診察してもらった。
決断に時間がかかったのは、行けばまた膀胱に注射針になること間違いなしで、そのストレスと慢性化リスクを天秤にかけていたから。
まず超音波診断でプロレスになるのを避けるべく、台に仰向けに寝かすのではなく、ペニーの前脚を持ち上げて立たせる姿勢をこころみた。獣医さんがアカンといえば寝かせるつもりだったが、そのままプローブを当ててくれ、ペニーはとてもおとなしく、診断はあっという間に終わった(せんせい、今後はこのスタイルでええのんとちゃう?)
腫れはまったく見られず健全な状態。
だが確定診断するには採尿せんといかんくて、やっぱり注射器が出てきた。
運が悪かったのか獣医さんの腕が悪かったのか、3回刺してようやく採尿できた。
そのあいだ必死に抵抗するペニーを押さえつけ、1号2号涙が出るほどつらかったよ。
ようやく終わってぐったりするペニーに何度も詫びた。
これだけの思いをしたんだからどうか治っててくださいとお祈りしていたら、翌日クリニックから検査結果が来て、完治が確認できたという。
ペニーさん無罪判決だよワーイ。
あんた散歩中にどんだけフェイクおしっこしても1号2号もう心配しないからね。好きなだけやってよろし。
それはそれとして、尿路感染症の予防に効果あるといわれるクランベリーのサプリを飲ませ始めた。アメリカに注文したのに地球の裏側かそのへんのゴミ箱に入っちゃってなかなか届かず、再注文したやつ。
そのフレーバーをペニーさんずいぶん気に入ったみたいで、朝ひと粒さしあげるとき異様にテンション高くなる。
よかったね~。
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