おっはよー!
な好天だったものだから洗車場へGO!
日本では路上での洗車が(たぶん今でも)禁止されていないと思うが、アメリカでわたしたちが住んでいたあたりやベルギーではご法度。
洗剤などに含まれる化学物質の拡散を防ぐことが目的で、洗車はしかるべき排水設備のある施設でしかできない。
てなわけでトルネード(竜巻)洗車場なんつう威勢のいい洗車場に到着。ちなみに店のオヤジと使用人はバングラデシュ人ぽかった。
用事はまず壁で仕切られたブースで行う。
消えかけのフランス語の説明に従い、コインを投入してはメニューのボタンを押していく。
最初は高圧水で汚れを大まかに吹き飛ばし、次いで洗浄液が出るブラシがけ。最後に泡を洗い流して終わり。
機械はワックスをかけてくれるらしいが、どんな品質のやつかわからんし、それにもワンコイン(1ユーロ=130円)かかるしでスキップ。ワックスは手作業でかけることにしたのだが、これがジゴクの一丁目だった。
洗車中は雲にかくれていた太陽が急に出てきてめちゃ暑くなり。
液体ワックスなら30秒や1分でかけられるところ、スポンジ塗りぬりの作業にはやたらに時間がかかる。
そのうえこの RAV4 というクルマ、トヨタが渾身のデザインでかっこよく仕立てたせいで、ボディーがけっこう複雑にできており、作業がめんどくさい。
ご存じのようにワックスは、車体のツルピカしていない部分(黒いプラスチックなど)につくと白い汚れになってしまうので、とりあえず新車の今は神経をつかうんだが、塗っちゃいけない境界線がやたらに入り組んでるのなこのクルマ。
わたしはゴージャスなクルマへのあこがれが少なく、クルマはシンプルに美しければいい派なので、こうした労働はうれしくない。
あ~こんなの機械にやらせときゃとかったと自分を呪いながらのワックス塗りは、途中何度かへたばりそうになりながら小一時間に及んだだろうか。
そのあと空拭きあって汗1リットルもかいてようやく作業終了。
まあそれなりにいい気分になって帰ってきた。
いよいよ明日からこのクルマで旅に出る。
仮ナンバーの件で「ドイツは警察につかまりやすい」と書いたことについて、それならフランスとか行けばいいじゃんと思った方もいらっしゃると思うが、フランスは巨大な観光地ではあるけれど、ワクチン接種の義務化と同時に入国者の管理をかなり厳格にやっているところで、うっかり足を踏み入れられないんだよね。
そういうわけで旅のプランはまだ固まっていない。毎日を流動的に過ごすことになると思う。
(洗車による筋肉痛は24時間後の今もまだ来ていない)
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