身辺雑記
久しぶりに納豆をつくった。 よく発酵して柔らかく、過去にありがちだったアンモニア臭(雑菌が原因)も発生しておらず上出来。 実はこの2日前、大失敗をやらかしていた。400グラムの大豆でつくった納豆がちゃんと発酵せず、噛むと芯が残ってるどころじ…
「バカの壁」をはじめ100冊以上の著書を世に送り出してきた知識人養老孟司さんに密着する不思議な番組「まいにち養老先生、ときどき…」を観た。(NHKオンデマンドで24年1月まで視聴可) 大の昆虫好きとは承知していたが、東大医学部在学中、ムシ採…
東京の友人から久しぶりのメール、用件とは別に「民泊の届け出書類一式をきのう都庁に郵送しました」と書いてあってびっくり。詳しいことを尋ねてはいないが、どうやら書類審査だけで開業できるらしい。 わたしが開業する県では、民泊か簡易宿所かを問わず、…
メンテナンスのお金をケチるアパートだから故障は日常茶飯事としても、自宅ドアのロックが勝手に解除されるのは有難くない。とくに犯罪の多い地域では。 そんな苦情が押し寄せたからだろう、珍しくお金をかけて全戸のドアロックを交換することになった。 主…
90年代、ソウルへ取材に行った。南大門市場というなんでも売ってるマーケットで早朝から晩まで撮影するハードスケジュールのため、利便性を考えて市場内にある旅館に泊まることにしたところ、これがけっこうヤバかった。 薄汚れた鉄筋コンクリート、エレベ…
アマゾンというのは不思議なところで、板を貼り合わせただけのシンプルきわまりないティッシュボックスが13万円あまりで売られている。 製品名「Uniqueポンピングトレイトイレリビング部屋クルマティッシュボックスホルダーカバー」、商品説明「ティッシュ…
豆茹でて・・・ 妻が始めたのは初体験のチリビーンズづくり。これはふたりとも好きで、特にわたしはアメリカの Taco Bell で生まれて初めてナチョスを食し電撃的ショックを受けて以降、チリビーンズへの尊崇を途切れさせたことがない。 そういっといてアレだ…
AI(人工知能)といえば、囲碁将棋が人間より強いとか、画家顔負けのすごい絵を描くとか、クルマの自動運転に欠かせない技術だとか、AIの普及につれ消滅する職業は何かとかいった話題が賑やかだが、AIとお話ししたことのあるひとはそんなに多くないだ…
政治家やその秘書などとの懇談がオフレコだった場合、または暗黙の了解でオフレコだった場合、会話内容のリークはメディアの仁義にもとるものであり、最悪「出禁」をくらってもしょうがない行為だが、毎日新聞の記者はどうしても我慢がならなかったのだろう…
久しぶりの雪。 少しだけど降ってくれて、拙者うきうきしてしまった。 先週は15℃まで上がった気温がストンと下がった朝。 ノース・ベセスダというのはワシントンDCの北西につらなるメリーランド州の街で、治安のよさと利便性に惹かれて日本人駐在員が多…
長野のスキー場で、コース外に出ていた外国人グループが雪崩に遭い、ふたりが意識不明というニュース。これを見た瞬間思い出したのは30年ほど以前、北アルプスでのある出会いだった。 そのときわたしは、春山シーズンの穂高岳に登るテレビ番組の撮影で、ふ…
頭に直撃をくらうところだった。散歩から帰宅してエレベーターに乗ろうとしたところ、扉が開く寸前のエレベーターからガッシャーンという音。内部はこうなっていた。 天井に貼りつけてあった金属パネルの一枚(60センチ四方)が脱落して床に落ちていた。ペ…
小学5年のわたしがスキーの「カエルチャンピオン」だったことはまだ世界に知られておらず、わたし自身あるテレビニュースを見るまで忘れていた。21日のNHKはこう伝えた。 昨年度は学校でのいじめが過去最多となりました。こうした中、全国の子どもたち…
わたしと妻は最近、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」というネットフリックスのドラマにはまっている。超人的な記憶力を武器にソウル大学(日本でいえば東大)法学部を首席で卒業し、自閉スペクトラム症(ASD)というハンデとたたかいながら仕事に打ち込む主…
あれはクリスマスの数日後のことだったと思う。いつものように大量の野菜を調達に行ったコストコで妻がふと足を止めたのは、見慣れない箱の前だった。 ワイン・アドベントカレンダーと書いてある。どうぜ12月1日からイブまで毎日一本ずつワインを取り出し…
アパート管理室からの一斉メールによれば、近所でキツネが目撃されたという。 行政機関に連絡して野生動物担当官が派遣されることになったというが、この地域でキツネはどれほど珍しいのだろう。もともと点在する森に棲んでいるものが、食料不足などの事情に…
「赤ワインみたいな深い赤色のコート」 「あんなヤクザみたいな男のどこがいいの?」 の、みたいなって何? と尋ねればチコちゃんみたいになってしまうが、あるとき「みたいな」の語源について考えこんでしまったことがあり、そのくせ調べる手間をかけること…
日本では「受験生を狙う痴漢」なる奇怪な存在がニュースをにぎわせている。遅刻のできない受験生は被害に遭っても届け出ないから「センター試験の日が狙い目」というそそのかしがネット上を飛び交い、地下鉄会社などが警戒を強めているというんだが、日本も…
妻の今回の所属部は全員がリモートワークをしている。コロナのせいで始まったらしいが、どうしたことか元あったオフィスが他部署に転用されてしまい、帰る家がなくなった状態だという。 それはともかく妻の仕事はすべてオンラインで済ますことができ、通勤に…
アメリカ東海岸では感染力激ツヨの変異株 XBB.1.5 が猛威を振るっているうえにインフルエンザもあり、人が集まるところへは行きたくないのだが、義理ある会食に出かけた。 そのレストランはブッフェ形式のため客がやたらに歩き回っており、なかにはゲホッなん…
わたしたちの散歩コースのひとつは線路沿いにある。長距離列車と貨物列車がひんぱんに往来するのだが、たまに警笛をけたたましく鳴らしながら通過することがある。それは「おい、気をつけろ」なんてものではなく「こらー今すぐどけー、どけどけどけー死にて…
自分がとくに鈍感な人間とは思ってなかった(ソコソコ鈍感という自覚はある)が、職場の誰もが知っている男女関係についてわたしだけがまったく無知という事態に驚いたことがある。 それはわたしが某県の放送局に勤務していたときのこと。職場の既婚女性と独…
大寒波が過ぎて、今度は生暖かい変な天気になったので、肉をしこしこ切る。 そしてそして、何年ぶり?!な破滅的行動。 昼間ッから飲酒。 まあ正月2日だからよいではないか。 と言いながら始まったのが鉄板焼き。 豚肉アレルギーのペニーさんには細かく切っ…
大晦日は鍋つつきながら紅白を録画で。 久しぶりのリアル鍋(土鍋 on Iwatani)もよかったが、紅白が近年ではもっとも出来がよく、普段はちゃんと耳をかたむけること数曲という拙者も、ついついけっこう観てしまった。 1.演歌はけん玉のような色物に仕立て…
2023年はどんな年になる? コロナが片付き、ウクライナ問題も着地点が見つかり、経済もどうにかなってくれてひと息つける? みんな苦労してきたんだからそう思いたいところだが、個人的にはけっこう悲観的で、2023年はロクでもないことばかり起きる…
現在進行形のことなので詳しく書けないが、悪魔のせいで妻は今でも嫌な思いをしている。どす黒い不安が膨らみ、毎晩1時間ごとに目覚める。こんなことがいつまで続くのか。 いやいや、だからこそ日々の暮らしに潤いを! ってわけで、ゼリー好きの妻がほうじ…
引越し族のあいだで話題フットーの敷き物(ラグ)を買ってみた。 転勤するたび家財を船便に詰め込むことのリスクは、長ければ半年ものあいだ港湾施設で野ざらしにされ。コンテナ内でかびたり腐ったりすること。なかでも敷き物は危ない。掃除機などできれにしたつ…
前回予告したように、クリスマスパーティーに行ってきた。この種の催し物会場の定番となっている義妹宅は、小学生の息子ちゃんのための飾りつけ+プロジェクター投射がほどこしてあった。 よほどの邸宅でもないかぎり前庭なんてものが存在しない日本から来る…
いまさらサッカーW杯でもないかもしれないが、アルゼンチンの優勝をちょっと苦い思いで見ていた。決勝までに幾度か目にしたアルゼンチン代表の試合ぶりが綺麗ではなかったからだ。 もっとはっきり言えば、ずるい振る舞いが多かった。ぎりぎりでファウルをと…
トレーニングマシンを設置してからわずか3日後、メーカーである PELOTON から「あなたに新しいフォロワーがつきました」というメールが来た。なんじゃそら。 PELOTON では、多種多様なエクササイズプログラムを利用するうえで自分のアカウントを作るのだが…