ラオスのお寺で、見てはイケンもんを見てしもーた。
日本人がクルマを買ったとき、神社でお祓いしてもらうことがあるけど、この時代そういうひとは激しく少数派だろう。でも信心深いラオス人は21世紀の交通安全を仏様に託している。
新しいクルマと、家族と、お坊さんを白糸で結び、無事故を祈る儀式をやっていた。祈りの雰囲気はガチでしたよ。
ここでガイドさんから衝撃の言葉が。この祈りの効果を心の底から信じているひとは「これで絶対だいじょーぶ!」と考えてクルマの保険に入らないのだと。この発言、そういうひともいるよというレベルなのか、ラオスは無保険車の楽園なのか、おっかなくて尋ねる勇気が出なかった。コワイ話だった。
ところで、参拝客観光客の多い有名寺院の周辺では、鳥かごをぶらさげた男女から声をかけられることが多い。
「しゅんしゅん」と鳴き声が聞こえるかごに近寄ってみると・・・
スズメ。
ええっまさか食べるとか?!
いえいえそうではありませんでした。幾ばくかのお金を出してスズメを買い取り、空に放してやることで徳が積めるのだそう。死後か来世の役に立つんだろうな。そこらにいくらでもいるスズメをわざわざ捕えてきて「逃がせば徳が」とか言われても釈然としない部分はあるが。
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