Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

8倍の値段

ホームセンターで妻が目ざとく見つけたのは・・・

左端にあるパナソニック製の電源タップ(42ドル)。右側のタイ製の同様品(8ドル)とくらべて5倍の値段がついている。日本製品はなんでも評判がよくて高く売られていることは確かだが、電源タップのこの価格差はちょっとした衝撃。

理由はおそらく安全性。このように単純な製品であっても、発展途上国製は欠陥・手抜き・ゴマカシのリスクがそれなりにあり、最悪の場合は火災を引き起こす。一方でパナソニックは命を守るブランドとして厚く信頼されているわけだ。

パナソニックって家電ばっかり作ってる会社と思われがちだが、創業者の松下幸之助が発明した二股ソケットのを大ヒットで飛躍したメーカーらしく今でも配線器具の製造が盛んで、なんと世界第2位のシェアを誇っている。

どこの家にも必ず10個や20個はある壁コンセント、電灯スイッチ、そして火災防止の最後の砦であるブレーカーなどを世界で売りまくるパナソニックは、いま成長いちじるしいインドに狙いを定めて販売攻勢を仕掛け、配線器具の世界シェア1位を目指す勢い・・・

という話はうっすら知っていたものの、電源タップひとつに8倍の価格差があるとまでは思っておらず、目を丸くしてしまった。意外にといったら失礼きわまりないけれど、地に足が着いた企業なんだね。これからも応援いたします。

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