Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

電気がこねえ

FBのビエンチャン住み外国人グループに、こんな投稿があった。英語原文 → オンライン翻訳そのまんまで。

最近、停電がひどいという人はいないだろうか?停電ではないが、一日を通して電力供給が非常に少なく、特に夕方にはエアコンの電源すら入らず、冷蔵庫のコンプレッサーはほとんど毎日オーバーヒートしている。
ラオスは他国に電力を輸出しているが、なぜ首都に住む自国民に信頼できる電力を供給できないのだろうか?
どうやらこの投稿者の家は、電気は来ているもののパワー不足のせいで家電がちゃんと使えない状態にあるらしい。本来220Vのところ、150Vとかそういう感じなのだろう。
おっしゃるようにラオスは、東南アジアのバッテリーになる!といって水力発電所を(中国マネーの助けで)じゃんじゃん作ってきたから、国内の電力不足というのはちょっと不思議。現に我が家では大小の停電こそあるものの、たいていは変電所や送電線のトラブルが原因と思われ、投稿のようなパワー不足は経験したことがない。
ナンダカナーと思っていたら、事情通からのアドバイスが書き込まれた。
問題はあなたの家と変圧器の間にあります。
電力を使いすぎ(家が多すぎ)、電線が小さすぎ、変圧器から遠すぎるため、電圧降下が生じているのです。小さな水道管で、多くの人が水を使っている=低圧になっているようなもの。変圧器から家までの距離を短くなるよう変圧器を増やし、変圧器から家までの電線をもっと太くする必要がある。
1番お金がかかるのは、自分の家だけに電力を供給する変圧器を自分で買うこと(5000~15000ドル)
2番は、電力会社に家から変圧器まで直接電線を引いてもらうこと(500~1500ドル)
3番は、家を220Vに保つ電圧安定装置を買うこと(200~1000ドル)。
4番は、電力会社が近所の電線を更新するまで待つ😉
発電こそちゃんと行われるようになったが、電線・変圧器などインフラ整備は遅れているんだろう。投稿者のばあい、集合住宅など人口密度の多い地域に住んでいることがパワーダウンの原因かもしれない。我が家の周辺は一戸建てばかりで閑散としているぶん、「電気の取り合い」が起きていないのだろう。自分の見ているラオスがほんの一部でしかないことにあらためて気づかされる。
家電といえば、ペニーは奇妙な扇風機の使い方をしている。階段の踊り場に陣取ったペニーに送られる風。
西日がしっかり当たる絶好の日光浴スポットなんだが、かなり暑い。1階の冷気は上がって来ず、2階の仕事部屋の開け放たれたドアからは多少の冷気が落ちるが、ぜんぜん足りない。なにしろ外気は40℃超え。
扇風機を投入したところ、以前よりしっかり日光浴ができるようになり、今ペニーのからだはビタミンDでぱんぱんに満たされているだろう。今のところ鬱病リスクはゼロ。お天道様の有難味を知る(ブリュッセルで日照不足が原因の冬季鬱状態におちいった)吾輩だからこそ言える真実なのであーる。

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