Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

ペニーさん、野生化する

一時帰国中の定番メニュー、ゆきちゃん宅へのご挨拶訪問。いつもだったら玄関まで飛び出して来て大歓迎わんわんしてくれるところ、無言でゆっくり近づいてきたゆきちゃんがびっこを引いていることにハッとさせられた。

もうけっこうな歳やからなあ・・・

推定(保護犬のため)11歳ともなれば、あちらこちらに不調が出てくるのは仕方ない。

聞けばユキちゃんの故障は最近のことで、飼い主であるタキビストが日本の誇りであるスバルを駆って北海道ソロ地酒ツアー敢行中に発生し、お嬢さんからクリニックへ連れていくと連絡があったそうな。そこでの診察の詳細は省くとして、旅先のタキビスト氏のスマホに表示されたクレジットカード利用履歴は20数万にのぼった。「かかるものはしょうがない」と腹をくくった娘さんがOKした治療費だった。今後の治療にはもっとかかるかもしれないが、年に一度わたしたちに元気なユキちゃんと引き合わせる義務を負ったタキビスト氏はきっと最善を尽くしてくれるだろう。

わたし同様、人間関係が不得意なタキビスト氏は料理の腕だけは確かで、毎度こころづくしの美味珍味をご馳走してくれる。乾杯は渋谷のデパートで買ってきたベルギービール。続いて北海道地酒のすっきり旨いやつ。夜が更けるにつれタキビスト宅の山小屋らしさが映えて歓談また楽し。

右端は冬季に大活躍する薪ストーブ

で、アメリカへ戻ってきた。

ダレス空港からまっすぐシッターさん宅に向かい、2週間ぶりの再会を果たした。わんこの定番、尻尾もちぎれんばかりの歓迎ぶり。まさか喜ばないなんてこたぁないと思ってはいたが、やっぱり安心する。

その晩からいつもの散歩が復活したわけだが、ペニーさんすっかりワイルドになっていた。わたしたちの指示を無視して好き勝手な方向へぐいぐい引っ張っていく。おしっこを小出しにするマーキングを盛んにやりたがる。かと思えばぷつっと電気が切れたようになって帰宅したがる。

野良犬時代に身に着けた気儘な行動パターンがもどってきたのは、シッターさんがペニーを自由に長時間散歩させてくれたからだと思う。これでいいんです。あとは飼い主の責任でペニーにとって必要と思われる行動パターンを復活させていくだけ。心おだやかに散歩できるようになればいいね。

ところでペニーはシッターさんからプレゼントを頂いた。

イヤラシイ話だが、預かりの料金は1泊80ドル。サイドビジネスとしてはなかなかのもので、こうして客の心をつかむことが重要だと思う。

んでご着用!

ペニーちゃんよかったね!シッターさん宅にあんまり迷惑かける子だったら次にお呼びはかからないだろうに、ちゃんといい子してたみたいだね。

帰宅して3晩すごしたペニーは、尻尾だけでなくお尻全体を振り振りするゴキゲンな歩き方が続いており、わたしたちにくっついてくることも多く、甘ちゃんモードがしばらく続きそう。

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