アメリカ東海岸では感染力激ツヨの変異株 XBB.1.5 が猛威を振るっているうえにインフルエンザもあり、人が集まるところへは行きたくないのだが、義理ある会食に出かけた。
そのレストランはブッフェ形式のため客がやたらに歩き回っており、なかにはｹﾞﾎｯなんてしながら料理を取るひともいて、ほんと気分が落ち着かなかった。コロナはかかった回数ぶん症状と後遺症が重篤化していく傾向があるようで、そんなのに今後の人生を左右されてはかなわんからなあ。
それはさておき、席に着くなり目を引いたのは、食べ残しを禁ずる注意書きだった。
客が食べ残しをするたびブッフェ料金の値上げの可能性が高まるよというドライな言い方。日本だったら「それはそうかもしれんけど、この言い方は客に対して失礼」と叱られそうだから、当社はＳＤＧｓへの貢献がなどと綺麗ごとを言ってボカすわけだが、社会貢献なんてのはちゃんと儲けなくてはできないわけで、それならそうとハッキリ書けばいいのにというめんどくさい社会。アメリカ企業がどこでもこうしたストレートなもの言いをするかどうか知らないが、個人的にこの掲示はすっきりしてて好きだった。
食べ残しを発見したら罰金とるぞ！という単刀直入な警告もわかりやすくてよろしいが、わたしたちの隣のテーブルの客は、焼きそばやフライドチキンがどんと載った皿を残して立ち去っており、ああいうのは英語もスペイン語も解さないのかそれとも肝が据わっているのか。
あたし？バナナプリンの皿を舐めたのかってほど美しく仕上げて帰ってきましたよ。罰金は１セントも払いたくないので（笑）
ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。
