「チェックアウト時間(10時)ぴったりに清掃員が玄関前に立ってプレッシャーをかけてきて、それから在室中にもかかわらず上がり込んで作業を始めた。プライバシーを侵害された」
こんなレビューを書かれ、前代未聞の★3つをつけられた。
このゲストの主張は事実に反する。
まず、うちの清掃スタッフは10時ちょうどに作業を始めようとすることは絶対にない。いくらハウスルールだからといって厳格に対応すれば角が立つからだ。
一方で、チェックアウト後ただちに清掃にかからなければ(比較的大きな施設であるため)次のゲストの到着に間に合わない。だから10時を過ぎての滞留は避けていただくようゲストに繰り返しお願いしている。
この朝の出来事はすべて防犯カメラに記録されている。
10:06 屋外に出ていたゲスト代表者に清掃スタッフが声をかけ、清掃を開始する必要があることを説明し、すみやかな退去を依頼。その後、代表者がクルマへの荷物の積み込みを続けてはいたが、残り4名は室内に滞留。
10:12 退去が行われないなか、清掃スタッフが玄関から声をかけながら入室し、作業開始。
10:25 ゲスト退去。
急いでもらったからこれで済んだが、放置しておけばいつまでかかったかわからない。作業開始が30分遅れると、部屋の汚れ次第では次のチェックインに間に合わない可能性が高くなる。作業を急げば清掃が不完全になりやすい。
実はこの前夜、ゲストからレイトチェックアウトの要望があり、ルールブックにあるとおりの事情を説明してお断りしたので、時間の順守について理解していなかったとは言ってもらいたくない。
ともあれこのゲストの主張は、当館にとって重大な営業妨害となる可能性がある。
「ドア外からプレッシャーをかけたうえ、滞在中の部屋に上がり込んできたからプライバシー侵害」
こんなことを書かれた宿に誰が泊りたいと思うだろうか。はいスワイプって感じじゃない?
今回の作り話によるレビューは本当にショックだった。侵害されたのはこの嘘つき男のプライバシーではなく、わたしが積み上げてきた商売上の信用である。
こんなデタラメが許される Airbnb だったらおちおち営業できないと思い、サポートに事情を説明してレビューの削除を申請したが、本件は「レビューポリシーに準拠していると判断され」削除されないという通知があった。
レビューポリシーを閲覧しても、表現が抽象的でよくわからん。一般常識で考えれば、事実に反する記述にもとづく評価は許されないと思うのだが、Airbnb 宇宙は一味ちがう原理によって回転しているのだろう。
ついでにいえばこのゲスト、「食洗器が壊れているのに事前に通知なく、すごくがっかりした」と文句を言っているが、そもそも食洗器はゲストに提供していない。慣れないひとが使うと泡の吹き出しや食器の破損などトラブルが起きるから、使用停止にしてある。Airbnb の施設紹介にも食洗器は入っていない。このゲストが確認もせず思い込みで文句を言っているだけだ。
ここまで178名のゲストから★5、1名から★4をいただいた(このひとは和風インテリアが気持ち悪く、中心市街地にあるこの家の1階窓からの眺望が開けていないことが不満だった)結果、平均★4.99という高い評価をいただいてきた。
ところが今回の★3により、3年間の努力は水泡に帰した。
大袈裟な言い方だが、ゲストひとりひとりに誠心誠意対応してきたつもりの自分にはそう感じられる。
宿屋稼業はきびしゅうござんす。

春の高山祭、例年降水確率が高いんだけど、初日は日も差す天気で、華麗な夜祭をふくめて無事開催。2日目は雨で、祭屋台は蔵に格納した状態で見学😣だったけどね。
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