Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

せっかく港に着いたのに

クルマが来たと連絡あった。

事前には早くて8月上旬と聞かされていので、ここまでは上々の出来。

ただし「来た」といってもブリュッセル市内のディーラーとかではなく、車体はドイツの某港にある。

ここから先が問題だらけ。

普通は港からトラックで輸送してくるのだが、コロナによる輸送量の激減で経営が苦しくなった業者が、トラックの荷台が埋まるまで出発したがらない。このため約束したはずの到着日が10日でも2週間でも平気で遅れるのだという。

そのうえ最近はトラックの事故が多く、運搬中の車両が破損することが増えているという。コロナのせいで有能な人材が他へ移ってしまいレベルが低下しているからかもしれない。

こういう状況に身を任せているとロクなことがないので、ディーラーからも勧められたように、わたしたち自身でドイツの港まで取りに行ってこようと思っている。

 

それだったらさっさと出発したいんだが、そうもいかない事情あり。

うちの子(笑)につくナンバープレートはちょっと特殊なやつで、発行までけっこう時間がかかるため、当初は仮ナンバーで走る必要がある。

ところが仮ナンバーは有効期限が1ヶ月で、仮にいま取得すると9月中旬に切れることになる。

9月中旬といえばすでに世界のメディアが報じているように、うちは2週間かけてヨーロッパドライブ旅行中。てことは、なるべく旅が近づいてから、つまり9月に入ってからクルマを取りに行く(=仮ナンバーをもらう)のが正解か。

クルマはすぐそこにあるというのに今後1ヶ月ちかくは野ざらしという、語るも涙のものがたり。

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こんな感じ?

なんでもかんでも時間がかかってしょうがない。

 

それにひきかえ素早いのはわが家の野菜たち。

1週間前に蒔いたタネがこうなっている。

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ロケットスタートを切ったのがハツカダイコンで、タネの古さを考えて大目に蒔いておいたのがほぼすべて発芽したらしく、4日目には森林を形成。間引きしないと根が育たないというので、すでに何本かを別プランターに移した。まさかほんとに二十日で収穫できるとは思っていないが、楽しみではある。この状態でちゃんと育つかどうか知らんけど。

タネひとつぶ100円近くするぷちプヨトマトは木であるためか発芽が遅くてヤキモキさせられたが、無事に5個とも芽を出してきた。無事に育ってくれれば1本ずつ大き目のプランターに分けることになる。

ちなみに気象コンディションはどうかといえば、関東地方の最気温23度だったこの日、ブリュッセルは最気温が23度。

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作物にとって「穏やかな夏」がいいのかどうかわからないが、そもそもいつ育てるのが正解か知らないでやってるんだから明日は何が起きるかわからない。 

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