Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

容易に決まらないワケ

決まんねー。

不動産屋。空き家バンク。ニフティ不動産

ひととおりチェックしまくっているのだが、定住地はオイソレとは見つからない。

今んとこ気になっているのは長野県安曇野市、南房総、瀬戸内、福岡県糸島市。

そして南西諸島も!

守備範囲広すぎ?

どこも魅力的で、困ってしまう。

さらに厄介なのは、今すぐの移住と、8年後の移住とでは条件が全然ちがうこと。

年齢、貯金、仕事、年金。

そして残り時間。

ちなみに「今すぐ」は、ご存じの情勢のなか妻が突然職から離れる可能性。

「8年後」は、運よく妻が定年まで行けた場合。

いずれにせよわたしとしては、14歳下の彼女がひとりになっても最後まで安楽に暮らせるよう、最大限のことをしておく義務がある(この点、人間としては妻のほうがよほどしっかりしているが、それはとして)

心配していることがある。

世界的な情勢として、外国人への風当たりがどんどん強くなっている。

金儲けがエグイとか宗教が濃すぎるとかいった理由により、日本でも特定の民族への批判的な意見がどんどん強まっている。

民族や文化の溝は、本質的に深い。普段は見えなくても、何かが起きた瞬間に、あっさり顔を出す。安定していると思われてきたあの国での出来事を見ていると、制度や理想というものがいかに脆いものかを思わされる。

この春、わたしはあの国へ行くと思うが、アジア系なんて何の説明もなくいきなり拘束されても驚きはしない。滞在中はグ〇〇ンカードを肌身離さず携帯しろ、ずえったいに忘れるなと妻から厳命されている。ちなみに普通だったころのあの国で、日常的にカードを持ち歩くことなんてなかった。不要どころか、紛失リスクのほうがよほど問題だったから。

日本はどうなっていくのか。

今後、経済や安全保障の点で大揺れに見舞われたとき、これまで自分たちは平和主義だ良識派だと無邪気に信じてきたひとたちの皮一枚をめくると何が出てくるのか。

関東大震災のときの朝鮮人リンチは、過去の異常事態というより、非常時に人間がどう振舞うかを示すサンプルとして、現在とも地続きに感じられる。わたしは人間というものをそう甘くは見ていない。

自分が妻を残してこの世を去ったとき、外国人である彼女はどのようにして扱われるのか。制度は、ひとびとは、彼女をどう遇するのか。

彼女が最終的に祖国へ帰るのだとすれば、経済的な基盤はよほどしっかり整えておく必要がある。引っ越しの費用。家の購入。そしてクソ高額な医療費への備え。

だからこれから日本で家ひとつ買うにしても、「これからどう暮らすのか」ではなく「将来いくらで売れるのか」が優先される局面もあるだろう。

こんなふうに、いくつもの前提を並べ替えながら、今日も考えている。

住む場所が決まらないのではない。

住む場所を決めるための世界が、まだ落ち着いていない。

..... ということにしておこう。周囲のせいにしておくほうが楽なので。

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