帰宅以来、缶詰を次々と開けている。
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籠城といっても朝倉勢や武田勢に攻め込まれたわけじゃなく、バングラデシュ入国後2週間の自宅隔離というルールを忠実に守っているだけ。
妻はアメリカにいたときのリモートワークを粛々と続け、職務上の差しさわりはとくにないが、生活面はかなり不便。
9ヶ月のあいだ留守にした家では、おおかたの保存食が賞味期限切れになっている。
海外暮らしで賞味期限なんぞ気にしてたら生きてはいけないから、たいていのものは食べるつもりだが、どうにもならないものもある。
これはダッカ離脱の5か月前(19年10月)に日本から送り出した米。
「ダッカで手に入る米とはレベルが違うよね~」と楽しみにしていたが、これを開封する前に離脱することになってしまった。
それが今回どうなっていたかといえば・・・
虫だらけ。もぞもぞ動き回っていたぞ。
米には害虫がつきもので、それだから米びつ先生みたいな製品があるわけだが、ここまでの状態を見たことがなく、けっこうショック。
食料はすべてエアコン設定20℃の部屋に置いていったので、さほど劣悪な環境ではないと思っていたのだが・・・
それでも主食は必要なので、パンを注文。
Holey Artisan Bakery という、ダッカの富裕層と外国人御用達の店は、ものによってはバングラまるだしの濃すぎる味付けにうんざりするものの、パン焼きの基本技術が高く、たびたびお世話になっている。
このほか野菜はコロナ騒動の初期に始まった八百屋の配達サービスを利用。
この国ではレタスなど葉ものがなく(あっても食べる気にならない)、たとえばサラダをつくっても単調なものになってしまうが、ニンジンなどが意外と美味しく、むしろ日本のそのへんで売ってるやつよりよかったりして、そういうところに小さなシアワセを見つける能力は高まってるかなあ。
さて本題はスズメのこと。
とんでもないところに巣をかけてしまったもよう。
台所の換気扇の外側から、ピヨピヨ... という弱々しい声が聞こえてくる。
窓の構造上、頭を出して巣の存在を確認することができずにいるが、まず間違いないだろう。
9ヶ月の時間経過はすごい。
最初このことに気づかず換気扇を回してしまい、あとになってビビリまくった。ヒナたちは全員無事なのだろうか。
台所には高熱を発する浄水器があり、暖気を逃がす換気扇が必須なのだが、しばらくはガマンするしかなさそう。
てかスズメの子ってどれくらいで巣立ちするん?
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