ペニーは元気らしい。
というか、グレースと一緒にかなりヤラカシているようで、こんな写真が送られてきた。
どっちが主犯かわからないが、ペニーとグレースのふたりで熱心に取り組んだものらしい。
ペニーは縫いぐるみをはじめロープや雑巾などを必ず破壊する子だからと言ってあったのだが、室内履きまで対象が広がるとは・・・
申し訳なさに青くなっていたら、もう一枚送られてきた。
これにはCさんのしたためた詩が添えられていた。
In a shallow grave
in this clearing in the forest
the dogs are buried.
「イナ シャロ グレイブ・・・」というふうに読めば、ちゃんと五七五になっており(中の句が字余り気味だが)、これが俳句であることがわかる。
「森の少し開けた場所に二頭のイヌが葬られた」といっており、もちろん悪さをしたわんこたちをめぐるCさんのジョーク。
Cさんはアジア方面が専門の社会学者で、日本人と結婚したこともあり、俳句くらいはちょろりとひねってみせるわけだが、このように言ってこられて我が妻が知らぬ顔をできるものではなく、即座に返信。
Penny and Gracie
In Winter forest two dogs
Paying for their deeds
「ペニとグレ 所業つぐなう 冬の森」とでも訳しておこうか、ベタな返しではあるが、俳句そのものに慣れていないからご愛敬ということで。
うちではプレバトをけっこう見ており、俳句バトルでは夏井先生のわかりやすい解説に唸らされている。
せっかく日本にいるのだから一句ひねってみようかとも思いつつ、忙しさ(たとえば日本ならではの旨いもの)にかまけて詩情を催すに至っていない。
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だがこのたび、太平洋をはさんだふたりのアメリカ人によるHAIKUの応酬に刺激され、そろそろどうかとも思っている。
ただしアメリカ人より気の利いた一句になりそうな予感はない。
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