Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

妄想の森

今日の大雨はほんとにスゲかった。

自分の記憶では氾濫なんて一度もなかった川が大暴れ。川沿いの町内には軒並み(文字通り軒並み)避難勧告が出され、そこから2ブロック離れたわが民泊もけっこう危なかった。

きのう済ませておいてヨカッタと胸をなでおろした件。わたしたちは昨日の朝、侵入制限区域に突撃をかけていた。

このゲートの先は狭いだけでなく、いつ崖崩れが起きるかわからないヤバい林道。今日のような豪雨だったら、とてもじゃないが入っていけない。

晴れているから四輪駆動車じゃなくても行けるね~といいながらたどり着いたその場所は、見事なヒノキの森だった。

これ、拙者が父から受け継いだもの。小学生のころ、週末ごとに親父にくっついてこの山に入り、山仕事の真似をしていた。親父は林業のひとじゃなく、普通のサラリーマン。親父なりに先々のことを考えて昭和30年代から何か所かの山林を買い求め、主にヒノキを植林し、新芽をウサギに食べられながら苦労して苗を育て、どうにか森のかっこうがついたところで死んだ。

それからまた時が流れ、たいした手入れをしたわけでもないのに、ヒノキちゃんたちはまあまあ立派に育ってきた。これらを伐りだし、家の一軒も建てるべえかと妄想にふけっているのが令和7年のドラ息子。自分が住むことになるかもしれず、民泊として稼働させる可能性もあるわけだが、そういう方向に進めるかどうかはヒノキの生育にかかっており、今回ひさしぶりに現地踏査をすることができた。

それはそれとして個人的な好みでいえば、針葉樹と広葉樹が共棲する自然林ほど美しいものはない。

ここに丸太小屋を建ててひっそり暮らすことができたらなあ。ツリーハウスもいいなあ。そう夢想しながら胸いっぱいに吸い込むオゾンがおいしかった。

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