民泊業界から悲鳴が聞こえてくる。この夏は予約が目立って低調だという。
いったい何が起きている?
ひとつには「7月5日、日本で大災害」という誰かの予言が香港あたりからチャイニーズ世界に拡散したせいで足が遠のいたという説がある。さもアリナンという話ではあるが、たとえばウチはすでに23泊が埋まっており、70%超えなら合格といわれる稼働率は67%と、それほど悪くはない。だから個人的には大災害デマ説はどうかと思っている。
一方で8月は悲惨。今のところ18泊(稼働率58%)しか埋まっておらず、オンシーズンの4月(25泊、83%)と比べれば見る影もない。こうした8月の低調については、日本の酷暑が世界に知られてきたからとする説がある。高山はけっこう涼しくて滞在オススメだが、ここだけを目指して海外旅行してくるひとはまずおいでにならず、夏の日本からは足が遠のいているのだろう。そういうわけで、梅雨から夏の終わりにかけて宿泊業界が「冬」に突入するパターンが見えてきたかも。
外国人さんたちは日本のヤバさだけでなく、オイシイところにもしっかり気づいておられる様子。わたしたちが東京滞在中かならずといっていいほど足を運ぶ俺流塩ラーメンの渋谷店は、外国人さんだらけだった。
去年は日本人8割、外国人2割という感じだったのが、今回はきれいに逆転していた。俺流塩ラーメンはおぼろ昆布や岩ノリを自分でトッピングしたり、梅ペーストや柚子胡椒などで味変していくところが醍醐味なんだけど、その説明書きの文字がユニークすぎてスマホ翻訳では読み取ることができず、外国人さんたちいったいどうやって俺流を攻略しているのかね。オレだったら英語版の説明書きを加えてだな・・・とすぐに考え始める貧乏民泊おやじ。いやいや俺流塩ラーメンはどんと構えて俺流をつらぬくからカッコいいのであって、外国人におもねる必要なんてないよね。煽りとかじゃなくマジでそう思ったのである。
今年もご馳走様でした!
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