親戚が送ってくれた写真。
癒しの国ラオス大周遊8日間。がちゃがちゃした観光資源が乏しい代わり、荘厳な寺院、山村リゾート、水牛のいる田園風景、メコン川下り、そしてなかなか隅に置けないグルメ。まだ休暇のとれていないわたしたちはビエンチャン市内の美味い物しか味わっていないが、それでもじゅうぶん幸せだ。
静かな住宅街にあるパイ・カフェは外国人の間でも評判がいいので、おのぼりさん顔で行ってみた。店に近づくにつれ舗装路が途切れて、こんな感じになった。
夏休みに行くおばあちゃんち状態。興ざめなことを言うようだが、こういうふうに草深いところではヘビに注意。
で、店に到着。モダンなコンクリート建築はちょっと意外。
左半分は理容室で、右側がパイ・カフェ。料理はいろいろあって、パスタやバーガーなど若者向けメニューが売りのようではあるが、ひねくれ者のわたしたちは料理人の地力を見るのだぁとかいいながらローカル料理を注文。
茹で+揚げのチキンライス。妻の好みの感じにはなっていなかったので、次回はおしゃれメニューでいくと言っていた。オレンジジュースとコーヒーのハイブリッドな飲み物は、かなり美味しかった。
わたしは牛丼。
生卵だいじょぶ?!と一瞬びびったが、これをやるからには安全管理ちゃんとしてるだろうと考えてごちー。味は薄めで、吉野家のようなものを想像すると違うが、これはこれで美味しかった。バングラを引き合いに出すのは申し訳ないが、あそこはなんでも味が濃くて辟易することが多かったのと比べ、ラオス人の味覚は日本人に近くて安心できる。
パイ・カフェはビエンチャンの富裕層から注目されているらしく、髪の毛さらさらのお姉さんたちが盛んにバエ写真の撮りっこをしていた。というか食事も会話もせず黙々と何十枚も撮影している感じで、近ごろの若い人は心の休まるひまがありませんなあ~と爺は余計な心配。
値段は、かなり高いほうの牛丼でも5ドル50セント、オレンジコーヒー(Americano coffee)2ドル20セントと、ラオス通貨安の影響でかなり安価。
ことほど左様に現在のラオスは外国人にとって物価が安いから、旅するなら今が狙い目。日本からの添乗員&全行程食事つきツアー30万円がどれほどお得なのかはわからないが、この円安時代に「ハワイでの朝食チップ込みで5000円したぁ」とかいってるんだったらラオスのほうが断然よくね?
ちなみにラオスのベストシーズンは10~3月で、雨少なく気温低め。来たれ日本国民よ!
ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。