職員とその家族が参加するSNSグループに、質問投稿があった。そのひとは最近、電源タップを手に入れたのだが、中身を調べてみたらヤバかった。
中国か東南アジアのどこかで製造されたと思われるこの製品、まず色を見ただけで「あっ...」だよね。投稿者さんがこれを分解して調べたところ、一部が壊れていた。
接触不良などがあると火災の原因になる。そればかりではなく、アースが接続されておらず、これでは感電のリスクも高い。
ちなみに日本は100Vなので感電死のリスクが低く、ほとんどのコンセントがアースなし(2ピン式)だが、220~240ボルトは命の危険があるため、アースが義務付けられた国が多い(3ピン式)。ラオスは220Vなので、アースなしだと何回か死ねるかもしれない。
そういうわけで海外にお住まいの皆さん、安いからといってこの種の製品を買うと事故の可能性が高まります。ちゃんと安全規格に適合した製品(日本製品ならPSE、アメリカはUL、EUはCEマークがあるもの)を探しましょう。というのが質問投稿への回答でもあったわけだが、発展途上国では必ずしも容易ではない。
というやりとりのあった翌々日、立ち寄ったスーパーでこんなのが売られていた。
おそらくタイ製で、安全規格の認証マークぽいものが印字されてはいるが、設計上は適合していても、内部が壊れていたり手抜き製造されていたらアウト。そのレベルで信用できなければ買わないほうがいい。うちはアメリカからたくさん持参したやつで間に合ってるし。
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